欧米人は、論を積み上げて、感情を抑え、思想的建築を作る 日本人は、情理を兼ね備えて、思想を語る 〇 欧米流の理念が、一切、取り除けを許さないのは、その理由に拠る その理念というものは、日本流であってしかるべきである 〇 平等、人権は、理念になり易い観念である だから、フランスで... 続きをみる
日本のブログ記事
日本(ムラゴンブログ全体)-
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なにゆえにかくも強きや女子サッカースポーツ大国日本となりぬ ※今日はこの一首です
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Bモーター役員はみな首洗うあれだけやれば当然なるが 社長家族とっとと逃げし形なれ日本を甘く見過ぎておりぬ
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クーラーに浸って身体しなびたり 日本の夏の暑さやこの通り この暑さ農作物はすくすくと
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前の記事で、ラマダンは健康に良いのではないか、ということを書いたのだが、これにはちゃんとした根拠があるので、そのことについて少し書いてみたい。 人間、大きく言って、人類は、大昔から飢餓と闘ってきた。日本も振り返ってみれば、天明、天保と大きな歴史から見れば、つい最近まで、大飢饉に見舞われている。 そ... 続きをみる
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イスラームでは、ラマダンという風習がある。 ラマダンの期間は、太陽が昇ってから沈むまで、一切の食事や飲み物、水も口に入れてはいけない。つばさえ飲んではいけない、口に湧いてきたら、吐き捨てなければならないというきまりである。 このラマダンというものは、イスラームで、慣れている人でも、相当に堪えるもの... 続きをみる
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ご存じの方は少ないと思うが、日本の近現代に森銑三という人がいた。 この人は、図書館の司書をしながら、執筆活動をしていた人で、あまり目立たないが、とても優れた著作を残していて、特に日本の江戸時代の歴史については、誰も凌駕できないほど、熟れた知識を持っていた人である。 わたしは、「おすすめ本」には、上... 続きをみる
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借金は国民一人いくらなりと日本の資産何処に消えし 夏の池水平に飛ぶ白い鳥
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マスコミにたぶらかされて幾年月アメリカ借金日本の十倍 この年も共和民主のプロレスはどちらも譲り元の鞘にや 日本は経済大国さりながら鼻輪の付きし牛のごとくや
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春の池青空まるく切り取りぬ 米英は国債刷りに刷りたるに破綻せざるは何故なりや アメリカの貿易赤字すさまじきなぜに日本ばかり責めらる
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重大なことを一語で言いのけし人ありてこそ世はおもしろき 改めて思ふ日本は地震国子供の日とは象徴的や 今日の日に来日したる外国人日本の不思議まざまざと知り
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チャットAIの生みの親と言われている人が、Googleを辞めたということで、話題になっている。 確かに、この技術は、社会にかなりの変革をもたらすであろうことは、誰でも、想像できるところだろう。ただ、その変革が、では、じっさい具体的にどのようなものになるのかということまでは、まだまだ、未知のままであ... 続きをみる
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民主主義について、日頃かんがえていることを、少し、書いてみたいと思う。 民主主義政権が善で、独裁主義政権が悪だという、二元論的な図式には、わたしは与しない。地政学的な見方も、ひとつの視点というものを出ないもののように思っている。 わたしが注目したいのは、ある国が、国体として整っているかどうかという... 続きをみる
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バイデンやいつの間にやらトランプ化自国第一日本どうする アメリカはいつも世界を振り回す大国なれど正義はありや
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シェイクスピアの諸作品は、読み易い古典である。おそらく、世界の古典の中でも、もっとも読み易い古典ではないかと思われる。 これは、日本ではもう江戸時代から、翻訳本があったこと、また、とても多くの優秀な翻訳家たちが、挙ってシェイクスピアを翻訳して、洗練されて来たこと、それと、作品自体の性格として、こと... 続きをみる
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ユングは人間のタイプとして、まず、外向性、内向性と大きく二つに分け、その上で、理性、感情、感覚、直感という性格が、相互的に補い合うというタイプ論を、その著作の中で、打ち出した。 そうして、ユングは自分のかんがえたこれら人間のタイプは、けっして、絶対のものではなく、他に様々なタイプ論が可能であろうと... 続きをみる
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WBCはすばらしかった。皆さんとともに喜びました。 ただ、今日のマスコミの報道姿勢については、強く、苦言を呈したい。 いったい、自国の総理大臣を、報道の自由を良いことに、危険に陥らせる国がどこにあろうか。 何故に、岸田総理の秘密の行動を、地上波で、そのまま報道しているのであろうか。マスコミが、岸田... 続きをみる
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各局の天気予報を見ていると、必ずと言って良いほど、平年の気温は何度でしたという情報が入る。 まるで、今年だけは、気温が乱高下しているという錯覚を抱かせるが、あれは平年を均した気温なので、緩やかに下降したり、上昇していくのが、季節ごとの順序として、当たり前である。 思うに、なぜ昨年はこんな風に気温が... 続きをみる
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お金は、その持つ人の色に染まる。 ○ ハムレット劇には、ネコの額ほどの土地のために、命を賭けて戦う兵士が登場する。現在の日本は、自国の領土である北方四島や竹島に、自衛隊員でさえ、指一本触れることができずにいる。今の法治国家日本の現状である。 ○ 欲望については、「金がすべて」 ... 続きをみる
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そこに行けばいつも頭に鳴る曲ありいかなる訳か故知らねども 日本には遠望さるる山ありてOuiと頷くその姿にや
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穏やかな秋の日続く日本国 日本晴れその通りなる尾張地区 晴れやかな日を楽しむにこの日本何の憚りあると思いや
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わたしは、ブログ村で、俳句や短歌も書かせてもらっているが、これはまったくの趣味の域を出ないもので、わたしが、一番読んでもらいたいと思っているのは、現代詩なのであるが。さて、自分の書くものの中で、何が一番出来が良いのだろうかとかんがえると、自分自身、分からなくなるのが、哀しいところではある。 それは... 続きをみる
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欧米では、環境保護団体を名乗る人々が、名画と言われる作品に、トマトジュースを掛けたりして、碌でもないことになっているようである。 彼等が主張しているのは、主に、地球温暖化に抗議するためということだが、異邦の出来事ながら、その論理のつぎはぎだらけの俗っぽさと幼稚さには、呆れ返ってしまう。 欧米という... 続きをみる
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悔しきは安倍失えりことなりき他の誰やは代わりとなりぬ 国葬や右か左か知らねども吉田で終わる義理はなかりき 宗教をいかに知らざる人多き日本確かに格別な国 国葬を執り行うは行政や吉田のときとて事情は同じ 山上は鑑定留置となりにけりよくよく見ればおかしな男 小さきや森加計桜マスクかな民主政治に君子は要ら... 続きをみる
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源平合戦の頃、自ら、名乗りを上げてから、戦闘をしていたということは、有名であるが、こうした合戦の仕方を、幼稚だとか、全く、ナンセンスな戦い方をしていたものだと、現在の戦争の基準から考えて、批判するのは、容易い。 では、なぜ、その当時の日本人は、そうした戦い方をしたのか、また、せざるを得なかったのか... 続きをみる
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日本は法治国家と言いながら法の中身を知る人わずか マスコミの尻馬に乗り政治批判いとも安易な批判なるかな
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政権を任せられるほどの政党がなぜに日本は自民だけなる 日本の野党は何を学びしか批評批判で政治はできぬ マスコミは弱小教団叩きたり政治の本質それのごとくに
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音ははたそれぞれなれどおのずから音域ありて音楽となり おもへらく日本は音を尊びて音域さして頓着えせず
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古の日本も一枚岩ならず反対勢力必ずありし 中国は反対勢力押し潰すお国柄なりいずれが良きか
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中国経済に、深刻な陰りが見え始めた。 ○ 中国経済が、もし、破綻するとすると、その世界的な影響は計り知れない。 ○ 習近平の失策は、ゼロコロナのみではない。 ○ 南沙諸島の人工島は、新式の万里の長城風の廃墟となるような気がしてならない。 ○ 中国経済の躍進の... 続きをみる
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日本に激震走る参院選凶弾二発安倍を襲えり 暴力に依りてこの世の何事か変えんとするやおろかなりける
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日本には花鳥風月ありけるを風の詩人とディランを譬ふ いかがせむ僕には見えぬ難所なり動き回れる君の心や
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日本の危険な夏をやり過ごす知恵に満ちたり昔の家は 地下街やだんだん涼しくなる下り
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缶ジュースは、現在、自販機で一缶およそ130円で買えるが、わたしはよく思うことがある。 この日本中至る所にある、自販機は、熱中症の脅威に晒される、日本の夏から、いつの間にか、いったいどのくらいの人々の命を救ってきたことであろうかと、思うのである。 店外に、そのまま置いてあるような自販機が、間違いな... 続きをみる
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ことばは、生き物であるから、時代とともに生き死にするものであるが。 啓蒙とは、一頃、いわゆる、人々の行動の主軸とさえなったものであるが、今となっては、まったく、見向きもされなくなった言葉に、堕した。 ヨーロッパは、キリスト教を各地に普及させるときに、この言葉を使った。キリスト教こそが、本当の宗教で... 続きをみる
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思うのだが、日本の各分野のメーカーに対する検査体制は、厳し過ぎる。 現在は、クスリのことで大手の製薬会社も含めて、二進も三進も行かない状況に陥ってしまっているが、元はと言えば、ある中堅の製薬会社が社会問題化した不正に由来する。 この中堅の製薬会社の製品作りについての杜撰さは、確かに酷かったし、強い... 続きをみる
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ロシアには、対独戦勝記念日があるが、日本には、対露戦勝記念日などは、ない。負けた国への敬意を忘れない国だからである。 ○ 不透明な時代 おぞましい武力を持つ国家と膨大な量のSNSとメディア情報、どちらがどうと言うのではない。 どちらも、現代においては、恐らくは最も、互いに拮抗する勢力と... 続きをみる
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コロナ禍の収まらぬままロシア禍にこの世の地獄ウクライナかな 日本にもかつては地獄ありにしを知らぬ顔なる現代日本 ※都合で、皆さんのブログへ小まめに訪問出来なくなりました。どうぞ、悪しからず。
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日本 革命の好きな国民性 革命も結構だが、社会革命というような、大仰なものではなくて まずは、自己革命をやって欲しいものである ○ 英語圏の人々は、自分の発音の良さを、鼻に掛け過ぎている。 ○ 紛争の絶えぬ世界 ウクライナ情勢だけではない ミャンマー内戦
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我が首を絞めるがごとく愚かなる道を歩める人類ならん 異国では銃声止まぬ日々なれどうららかな陽を浴び日本
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雀の子向きを違えず顔並べ 日本は重たき雪に覆われて
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道 昔、日本の道は世界有数の悪路だった ○ 今でこそ、それなりに道として整備されてきたが、日本は、昔、馬車ではなく牛車だった もし、馬車にしようとしたら、すぐに転倒してしまったであろう ○ 道はアップダウンが多く、細く、でこぼこしていて、雨が降るとすぐぬかるんで、立ち往生する ... 続きをみる
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日本は巨大な寒気に覆われて かじかんだ指にもスマホ反応し
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「働くということ」と「道」というものついて、相通ずるものがあるかということを、かんがえたいため、ここで、 道ということについての、欧米やイスラーム圏の人々の考え方のあらましや、その大略のところを、整理して、語って行ってみたい。 欧米の人々にとっての「道」とは、直に、聖書の神が指し示した道とかんがえ... 続きをみる
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確か、アメリカだったと記憶しているが、サンタクロースは、居るか居ないかと、小さな女の子が真剣に、新聞社に投書した。その新聞社内では、アウトローであった男が、君の友達は間違っている、見えるものだけを信じてはならないと、真面目に答え、女の子は納得し、その新聞紙上に載った返答が、話題になったという逸話が... 続きをみる
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日本の暑さ寒さはまず慣れぬされども愛づるかかる自然を もみじ見しじわりと沁みる色ありぬ ふと見上ぐビルの谷間にオリオン座
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アメリカでは、大豆を使い、油と肉から抽出した特別な液体を混ぜて、代理肉として、販売する企業があり、売り上げも伸びているそうである。 日本では、ベジタリアンというと、ひ弱そうな体格を持った人物を想像しがちだが、ベジタリアンの本家インドでは、そんなひ弱なベジタリアンは一人も居ないという話を、インドに留... 続きをみる
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ハイブリッド車では、ほとんど、日本製が市場を制したこともあって、ヨーロッパ各国はおもしろくないのであろうか。日本、特に、トヨタに対する風当たりがまったく強い。 CO2による地球温暖化の研究が、ノーベル賞を取り、権威付けられた。ただ、断って置かなければならないのは、どう権威付けられたところで、経済活... 続きをみる
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昨日、OPECは石油を増産しないことで一致したそうで、日本にとっては痛手だが、OPECには、彼らなりの事情があるのだろう。 そこで、日本には、石油ショックの時の反省もあって、およそ半年分の石油の備蓄があることが、知られている。 メディアは、挙って、先行き不安な石油事情を報道していたが、この備蓄され... 続きをみる
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日本の自然はうつくしい ○ 重層的でありながら繊細 その上に強靱 そうして何よりも調和的 全体は、細部のため、細部は全体のために しかも、まったく作為を感じさせない ○ まるで、モーツァルトの音楽のようである
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憶えておられる方も多いと思うが、ある卒業を控えた一人の高校生が、自分で履修した覚えのない科目が、履修されていることになっている書類を受け取り、「その単位はいらない。」と、大きく、ひとつのNOを、言ってのけたことがあった。 この一人の少年の、たったひとつのNOが、日本中を、騒動の渦に巻き込んだ。マス... 続きをみる
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国民皆保険の日本が、社会主義国ではないという不思議。だが、こうした政治用語は、単なる言葉に過ぎないと見て、差し支えない。何せ、北朝鮮という国は、名目上、民主主義国家に違いないから。 ○ ゴルトベルグ変奏曲 眠りのための音楽。ただ、グールドのアリアの孤独なつめたさ
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ウィルスはいとも不思議な動きをする命特にコロナの動き分からず 日本はにおいにうるさい民族や無臭は何故にそれほど良きか 曼珠沙華腕を捥がれしごとく咲き
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般若心経の漢訳版では、わざと元の言語の発音のまま、漢字に写し、敢えて、訳を示していない箇所がある。 これは、思うに、とても賢い訳し方であって、例えば、コーランに書かれた謎めいたA.L.M風の趣がある。この3字は、まったく解しようがない記号であって、イスラーム圏では、どのような解釈もゆるされていない... 続きをみる
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民主主義については、わたしはごくごく幼い頃から、ある違和感を抱いていた。子どもの頃、兄から「この世の中で、一番偉いのは、誰だ?」と問われ、わたしが一所懸命考えていると、兄は「それは、俺だし、お前だ。」と事もなげに言った。 このやや粗雑な民主主義観は、当時のわたしには、まったく解せなかった。その子ど... 続きをみる
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日本はどこに行きても縦割りや隣の町もよく知らざりき 今宵鳴くキリギリスやはコオロギか
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コロナ禍に尚も大雨来たるかな災害列島日本なりけり 風鈴は見当たらねども音恋し
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人間は、自分の得意なところで、失敗するもので、 苦手なことでは、なかなか失敗しないものである。 苦手なことには、勢い、慎重になるから。 ○ 2020東京オリンピックは、やはり、開催して良かったであろう。 少なくとも、日本にとっては。
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世界史を見ると暗然たる気持ちになる ○ 日本史を見ると何かしら明るい気持ちにさせられる ○ なにゆえ、メシア一人をああも、輝かせる必要があるのだろうか
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昔の日本画には、とても繊細で、極細の線が描かれているのが、よく散見でき、日本画の肝と言って良い線なのだが、じつは、この極細の上品な線は、もう描けなくなってしまっていることを、ご存じだろうか? この極細の線は、どのような工程を経て、描かれているかということからお話しすると。 まず、琵琶湖に生息してい... 続きをみる
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聖書中、もっとも哲学的な伝道の書には、人生の喜びとして、自分と血の繋がる親族が大勢集まって、酒を飲み、ごちそうを食べることの他に、生きる上での喜びなど、あろう筈がないという意味のことが、書かれてあったと記憶している。 論語の「学ぶ喜び」というものなどには、まるで、頓着されていないのが、却って、興味... 続きをみる
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問題の答えは、極めて簡潔に言えると思う。 東京オリンピック開催は、日本の国家としての威信がかかっている。 IOCがどのようであれ、多の国々の思惑がどうであれ、アメリカのメディアが何と言おうが、答えは上記の通りである。 この上、どのような理由が必要であろうか。
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ファイザーやモデルナ、それとアストラゼネカのワクチン、また、その他、中国製やロシア製のワクチンが、今、世界中で打たれている。 驚くのは、それらの、特にファイザーやモデルナのワクチンの非常な普遍性である。深刻な副反応が起こるのは、100万人中に4,5人だという、とんでもない優秀さである。 子宮頸がん... 続きをみる
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そろそろ、公開しても良いかと思って、書こうと思うが、実は、2年ほど前にガンが見つかり、手術を受けた。 手術を受けて、感じたのは、今の日本のガン医療の水準が、極めて高いということである。 池江璃花子選手があのように活躍できているというのも、池江選手の体力、精神力もさることながら、今の日本のガン治療の... 続きをみる
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男なら、一度は憧れる伝説の色男であるが、ドン・ジュアンとも、ドン・ジョバンニとも、その国の言葉で呼ばれたりする。日本で、同じような人物を探すとすると、これは伝説上ではなく、歴史上の人物として、伊勢物語の在原業平が挙げられるだろう。 平仲という人がいて、源氏物語にも名前は見え、芥川龍之介もその短編小... 続きをみる
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人類は自らの手で戸を開くワクチンという不思議なる鍵 ミャンマーや中東等の事態を見今の日本は平和なるかな 政治とは狂言芝居よく言いたり少し違えば弾が飛び交う ウィルスや初夏の暑さもものとせず
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世界観というもの 世界観などということは、突破しなければならないというのが、わたしの持論である。われわれは、ものに至るべきで、世界観の中に閉じ籠もっているべきではないと思っている。 ○ 日本は、じつに国技の多い国である。相撲協会が、国技は、自分のところだけという顔をしているが、これは、た... 続きをみる
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コロナ禍の現在、この人が、新型コロナウィルスのことで予見したことは、ほとんどすべて、当を得、現実のものとなっている。 日本にこうした人が、居てくれたことは、幸いなことなので、政権の要人達も、先ず、この人の意見を聴いてから、政策を練っているように見受けられる。 この人は、自分からは言わないが、おそら... 続きをみる
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カセットテープやラジカセが、廉価となり、私でも扱えるようなものになったのは、中学校時代からだと覚えている。 わたしが聞いていたのは、クラシック音楽ではなく、ビートルズやボブ・ディランやその周辺の音楽だった。その頃の、中学生同様、邦楽はまるで振るわない時代であって、邦楽は聞かなかったが、皆と違ったの... 続きをみる
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現在、もっとも、堅牢で長持ちのする記憶媒体は、磁気テープだと言われている。パソコンのHDDのような記憶媒体では、コンピューターウイルスによって、情報が破損されてしまう恐れがあるが、磁気テープでは、その心配はないのだそうである。 日本では、ある企業が、あらゆる有意義な情報を、本であれ、音楽であれ、な... 続きをみる
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日本に城は多いが、これは、単なる戦国時代の遺物ではない。ハッキリと近世になってからの日本人にとっての心の拠り所である。 明治時代となり、城の政治的な役割は終わり、人々に新知識、新思想が入って来てからも, 城は人々の心の拠り所であることを、止めなかった。 現在、熊本城や名古屋城の再建費用として、何百... 続きをみる
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色々、オリンピックのことが取り沙汰されているが、もし、首尾良く、東京オリンピックが開催されるなら、これほど感動的なオリンピックも、先ずないと言って良いものになると予想される。 人類は、かくも長期間、見えない大敵と戦ってきた、それも、一国ではなく全人類挙げてである。そうして、このことは様々なメディア... 続きをみる
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独断的地域点描 関西 笑いと人情の大阪 澄ました京都 オシャレな神戸 ○ 愛知県 朴訥な三河 浮薄な尾張 地場産業の瀬戸 新興地域の豊田 ○ 首都圏 東京 ザ・シティ 埼玉 ア・タウン 神奈川 ザ・タウン 千葉 ア・シティ ○ 将棋や囲碁等に、正解などない。あるのは... 続きをみる
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※題名を少し変えました。「オンユ」はOnly湯を略して、オンユで、もちろんわたしの造語 です。これほど、美味い食品には、それなりの名前が必要だと思い、考えた一案です。 最近の食品加工、特にインスタント食品の技術の高さは、大変なもので、この分野は日本が世界で最先端だろうと勝手に思っている。 味噌汁... 続きをみる
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※この文章は、ひとつの試論として、お読み頂きたい。 イングリッシュ風に、端的に言わせて貰えれば、英語圏のthは、大変ローカルで、難解な発音である。 このthの発音をむずかしいと感じるのは、われわれ日本人だけではない。English圏以外の外国語を話す人々にも、とてもむずかしいと感じるものである。そ... 続きをみる
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日本が、史上はじめて世界と衝突したのは、元寇の時だったと、わたしはかんがえている。 あの元寇のとき、高麗や蒙古の軍団が、どれほど残酷なことをやって去って行ったかは、今でも、五島列島やその近辺に行けば、語り継がれているほどである。以前のブログでも、触れたことがあるから、ここでは繰り返さない。 そのと... 続きをみる
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大げさな題を掲げてしまったが、現代という時代は、言わば、無方向的な時代だと、わたしはかんがえている。 個人のレベルについても、そうであるし、国家レベルに話を広げて見ても、この方向に進むべきだという方向性が、まるで見えない、また、見ようとしない時代であろうと思っている。 不安で孤独な民衆と、立ち止ま... 続きをみる
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つい最近、ある人と何気ない気候の話をしていて、わたしが、「日本は、季節の変わり目なんかには、気温が乱高下して、また、じつに、コンパクトに気候が移り変わる国ですね。」と言うと、「ええー、そうですかあ? 昔はもっと気候が温暖で、こんなに暑かったり、寒かったりするなんて、最近の気候は、やっぱりおかしいで... 続きをみる
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現今、非常な健康食ブームだが、このブームに止めを刺す王者の食品として、挙げられるのが、植物性乳酸菌であろう。そうして、この植物性乳酸菌で大事なのは、生きていなければ、ダメだということである。 植物性ではないが、市販されている、例えばカルピスやヤクルトは乳製品で、無論、乳酸菌も入っているのだが、いか... 続きをみる
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日本は、もちろん、漢字文化圏の国だが、漢字を自分たちの良いように、自在に使うについては、本国の中国でさえも、唖然とするほどではなかろうか。 中国語の簡体字なども、わたしは寡聞だが、時代から見ても、日本が漢字の簡略化を行ってから、出てきたものではなかろうか。(間違っていたら訂正しますが。) また、皆... 続きをみる
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「落としどころ」という言葉を聞いて、ピンと来る人は、歴とした現代の社会人であると思う。 だが、この言葉は、どうやら新しいことばのようで、大言海にも広辞苑にも見えない。いつ、誰が使い始めて、広まったのか、調べてみると面白いかも知れない。 勿論、このことばの意味は、交渉の際、どうしても相容れないように... 続きをみる
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しばらく、ブログを休んでいました。失礼しました。 前に、キャッシュレス貨幣について、触れた記事で、量子コンピューターが導入されるなら、その桁外れな計算能力によって、暗号のような鍵のついた貨幣は、再び紙に戻らざるを得ないという意味のことを書いたが、テレビで、量子暗号通信なるものを報道していた。 これ... 続きをみる
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あるクラシック音楽番組で、ベートーヴェンの曲のランキングを、人気投票形式でやっていた。日本人は、相撲の番付のような伝統のある国のせいか、ランキングがともかく好きな国民である。 Excelには、さまざまな関数機能があるが、これは、その人の好きな関数や嫌いな関数に分かれるようである。わたしは、いずれも... 続きをみる
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エッセイ なぜ君は自分自身に対して最良の友人になろうとしないのか
アランの「幸福論」に見える言葉である。 また「前向き」や「プラス思考」など、現在、流行している多くのことばの源泉になったのが、アランの「幸福論」である。 アランは哲学者というより、フランス流に「モラリスト」という方が適当な人で、人間的な考察を、単に、哲学的考察に終えないで、そこから先、どのような心... 続きをみる
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わたしは、法律の条文が苦手である。と言うより、自分のような文学に馴染んだ頭からすると、とても、不思議な文章に見える。人がことばを操るのではなく、言葉が人を制御するという、まったく逆用の言葉の使い方だからである。 ことばが人を縛るというので、思い当たるもっとも古い言葉は、十戒であろうか。ただ、これは... 続きをみる
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日本の自然は、そのほとんどが、人間の手が加えられて成り立ったものである。手を加えると言っても、欧米などとは、その手の加えられ方がまるで違う。 日本は、物事の流れというものを重視し、その流れに沿って、自然に手を加える。つまり、時代や社会というものと歩調を合わせて、自然と付き合うように手を加えようとす... 続きをみる
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分断が社会の中にありてこそ二大政党成り立つものに 日本の社会に分断ありや否や有りという人無しという人 政治上日本の分断在りけれどことばの他にさて見当たらず カマキリにおびえて道を譲る人
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アメリカのトップは誰になるやらん世界注目われも浮き立つ 民主主義お手本とする国ありや二大政党日本に合はず 民主主義いくら聞きても意味不明原理なるやは制度なるやは 大阪市無念の秋や都構想
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一時代前のことだが、オノマトペはいけないと、盛んに言われたことがあった。これは何に由来しているかというと、他の外国語に訳しにくいのと、特に、ロシア語には、ほとんどオノマトペがない、にもかかわらず、近代ロシア文学はあんなにも高みに行くことに成功した。オノマトペが、いけないという理由としては、これ以外... 続きをみる
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日本には、北海道の原野や富士の樹海を除いて、いわゆる大自然というものはない。日本の自然は、どの自然を取り上げてみても、人間の営みとともに出来上がってきたものである。 紅葉やさくらの写真などで、とても、繊細な枝振りが捕らえられているものを見ると、すぐに、これは、日本の自然だなと分かる。これは、繊細な... 続きをみる
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反体制送れば学びの自由とや学術会議独立知らず 学問は独立してぞ本物と言ふべきならん学術なんぞ 上中下あるいは右か左かはいかなるやらん人の在り様 柿日ごと赤くなりぬる散歩道
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現代、よく「自分を表現しろ」とか「自分を出せ」とか、盛んに言われるが、わたしは、少し、薄気味の悪いというか、ある意味でどうかしている風潮のように感じている。 当たり前なことを、言わせてもらえれば、自分などというものは、そもそも、取り立てて言うに足りないものであるのは、動かぬ常識と言っていいものだろ... 続きをみる
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この言葉は、戦国時代の動乱期から、江戸時代初期によく使われたことばだそうで、今の世の中の「一人ではないよ」というメッセージソングなどに使われることばとは、正反対に見える言葉だが、あまりにも対極的なことばなので、掲げてみたくなった。 戦国期は、言わずと知れた、自分一人の力のみが頼みの綱であった時代で... 続きをみる
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中国は、あれだけの大国でありながら、つい最近まで、他国を支配したり植民地化したりした歴史がない、不思議な国である。 わたしは、万里の長城が中国のお国柄というものを、象徴的に表しているものとかんがえている者だが、あれは教科書などで、北方蛮族に対する備えなどとしているが、わたしは、この常識をうたがう者... 続きをみる
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中国に行って、空港に降りたったとき、その中国のにおいの強さに驚いたものである。慣れるまで、小一時間くらいかかったと記憶しているが、中国にいる間中、時折、鼻につくその独特の匂いには悩まされたものだった。 添乗員さんに聞くと、あれは八角のにおいだということで、そういう日本だって、外国の人から、言わせれ... 続きをみる
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ともかくも日本は道に事欠かずいつの間にやら歩いておりぬ 若き人こころ焦るな美は女神礼に拠りてや美しさ増す 飛ぶ鳥の真下に見ゆる秋の町 <若いときの句を、若干変えたものです>
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日本は気候の厳しき国なりといくら言いても聞く人はなき 国の顔誰になるかは秋日暮れ 今日といふ一日は過ぎ秋近し ※安倍総理おつかれさま
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振り返りここ十年を見てみれば異常気象と言はぬ年なし 暦通り行かぬ季節を嘆く人自然と人為元より違ふ 日本の夏には慣れぬ日本人
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欧米 女を理解できない文化 日本 女を理解した文化 ○ 始末に悪いもの 女のおしゃべり ○ 善人の愚痴 ○ 悪女の惚気 ○ 性格の悪い善人 ○ 酔狂な禅僧