窓の外小鳥遊べり青もみじ 水田やひとり佇む女かな
女のブログ記事
女(ムラゴンブログ全体)-
-
特急や口開けて寝る女あり ※今日は、この一句です。
-
如才なく身を引く女はんなりと暖簾をくぐるいともあでやか 直立す辛夷の花や散歩道
-
梅雨末期雲垂れ込める町中に燕飛び交う雀飛び交う 日傘差す女の歩く通勤路 待ち侘びし梅雨明け告げる稲妻や
-
人曰く女はすべて喋るものさにはあらざり言はぬは言はぬ ひがめりと兼好言えどさてもがな女括りて言うは適わぬ 桜紅葉やや品落ちる風情かな
-
女の子集いて何を話すやらんたわいも無きことかぎりもなしを 稀なれど見栄を張らざる女ありもののあはれを知る由にして ちらほらと赤混じりたる楓かな
-
一卵性双生児を例外として、顔は、その人を他の人と振り分ける、指紋のようなものである。人と人を簡便に区別することにおいて、これに勝る身体的特徴はないと言っていいだろう。 これは、誰が見ても、その人かどうかの見分けが付くもので、よほど、注意力が散漫な人でない限り、まず、区別できないということはない。あ... 続きをみる
-
※今回の句首は軽く読み飛ばしてください 人生の甘き苦きを知れりとも甘さそのまま苦さに通ず 世の中に女はあまた居りたれど大阪育ち苦手なりけり <偏見歌> 人みなをコロナと思う夏の道
-
性は闇闇は底なきものなるを愛死に通ず女は知れり 情熱をいとも尊く言う人や平常心のなきを愁ふる 馥郁と夜の深きに桃実る
-
心掘る仕事ばかりを四五十年続けたりしかひとり遊びに 年月を隔てて見ればあの日より女のことで悩みたりけり 寝不足の頭つんざく蟬の声 鉄骨の部屋に響けり蟬の声
-
-
女ばかり不可解なりしものはなし女にしても男は謎や 手紙にて君を愛すと書きしかどなしのつぶての夏となりぬる 秋近しコロナいつまで居つくやら
-
欧米 女を理解できない文化 日本 女を理解した文化 ○ 始末に悪いもの 女のおしゃべり ○ 善人の愚痴 ○ 悪女の惚気 ○ 性格の悪い善人 ○ 酔狂な禅僧
-
厳かな目にてあるらんジョルジュ・ルオー人は絵の外出られぬごとく ドガの描く踊子たちは神経をはりつめて舞う競うがごとく アングルや冷たき肌の女たち
-
抱く愛は禁ぜられたりウイルス禍何によりてか愛を示さん 今の世に「わたしを抱ける」と訊く女魔性なれども切実なりき ウイルスは何を変えるや杜若
-
夏というのに震える街 閉め切られたシャッター まばらな人影 ひっそりと人を窺う犬 夜中に鳴くカラス 屈託した女たちの ぬくもりを求める顔 今は 自己に沈潜するとき
-
男は想像して嘘をつく 女は隠れて嘘をつく
-
悪漢小説です。「ベラミ」は「きれいなおじさん」という意味です。軍役を終えたが、さして取り柄のないベラミと名付けられた主人公は、友人に薦められて、新聞記者となります。その後、自分の美貌を武器に次々と女を踏み台にして出世していきます。出世のためなら、自分に尽くしてくれた女を巧みに裏切ることも、殴ること... 続きをみる
-
女→論→教え→信仰 という日本仏教の流れ。 記録されている限り、日本の最初の出家者は女であった。このことは、日本人の仏教に対する態度として、多くのことを示唆している。 伝教大師は、当時の仏教が論であることを嘆いて、中国に渡り、教えを伝えた。その後の鎌倉六祖である。 この流れは、何を示唆しているであ... 続きをみる
-
-
電話でケンカをした 女は泣いた もう二度とあなたには電話はかけないと言った わたしは黙ることしかできなかった そうして 沈黙はまるで暴力のように二人を裂いた 電話は言葉を丸裸にする それは 現代の言霊 無言さえ反響する