エッセイ 電動車考 <寒冷地には向かない>
ハイブリッド車では、ほとんど、日本製が市場を制したこともあって、ヨーロッパ各国はおもしろくないのであろうか。日本、特に、トヨタに対する風当たりがまったく強い。
CO2による地球温暖化の研究が、ノーベル賞を取り、権威付けられた。ただ、断って置かなければならないのは、どう権威付けられたところで、経済活動と同じように、気象を科学的に厳密に実験するということは、できない相談のものである。
従って、地球温暖化傾向は、証明された理論ではなく、ハッキリと仮説を出ないものである。
気候変動をどうにかしなければならないとメディアなどで、言われるたびに、わたしは、これは、まるで、雲を掴むような話だという思いに駆られる。また、ノーベル賞が、多くの過ちを犯してきた賞であることも、付け加えて置きたい。
それで、題に掲げた、EV車であるが、以前、ムラゴンで指摘されていた方が居られるように、もし、大雪の中で、多くのEV車が立ち往生してしまったら、ガソリン車よりも酷いことになるのは、目に見えている。
そもそも、電気は暖房には向かない。化石燃料と同じように暖めようとすると、冷房よりも遙かにおおくの電力を食ってしまうのである。それに、また、電力を供給する電源をどこから持ってくるのか、おおもとの供給源が未解決のままである。
そうかんがえてくると、冬が到来する国では、先に挙げた、ハイブリッド車がもっとも現実的な車だということになる。
この事実は動かせない。そう思うのだが、さて、どうだろうか。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。