重大なことを一語で言いのけし人ありてこそ世はおもしろき 改めて思ふ日本は地震国子供の日とは象徴的や 今日の日に来日したる外国人日本の不思議まざまざと知り
不思議のブログ記事
不思議(ムラゴンブログ全体)-
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人間は、生きているだけでは足りなくて、何よりも、生きているという実感を欲しがって止まない、不思議な生き物である ○ 生きているという実感 これは、さまざまな形をとるもので、時には、悪徳にさえなる ○ 生きがいが、見つかった人は幸運である ○ 大概は、生きがいというもの... 続きをみる
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電車内革靴増える冬来たり さとりとは和語なりけるが仏教のことばとなれり不思議なりけれ
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秋風の枝いっせいに揺らす山 秋の空不思議な雲の懸かりけり
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不思議なり卵食わぬ日重なると体調すぐれぬ日が続く かかるとき卵を食えば元通りなる卵かくまで滋養のありや
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数学科出身で、名古屋大学の大学院を卒業した人と、懇意になったことがあるが、この人に岡潔という人について、質問したことがある。果して「知らない」という、こちらが、エッと思うような返答がかえってきたものである。 数学は、代数、幾何、解析という専門に分かれるそうだが、この人は、代数と幾何が専門で、この三... 続きをみる
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ウィルスはいとも不思議な動きをする命特にコロナの動き分からず 日本はにおいにうるさい民族や無臭は何故にそれほど良きか 曼珠沙華腕を捥がれしごとく咲き
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結局は名前に返る為人名というものの不思議なりけり 鷺一羽首うな垂れて川を見し 海に来ていつとは知らず来たる秋
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ワクチンは人為なれども救世の主となれり思はば不思議 人類の営為英知の結晶と言うべきワクチン未来を開く 初夏なれど朝晩痛く冷えにけり
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わたしのすぐ上の兄は、賭け事が好きだったが、ギャンブルで身を持ち崩すということはなかった。 わたしには、よく、場外馬券場へ行って馬券を買ってきてくれと言ったものだが、わたしは、そういうところへ出入りすること自体が嫌いで、言下に断ったものだった。 けれども、そういうわたしだが、若い頃、ある期間、パチ... 続きをみる
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この世界誰もが同じコロナ禍にあえぐと見れば不思議なりけり 貧富問わず老若男女等しくもコロナにあえぐこの世なりけり 夏草やコロナと聞かぬ日はなきを
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人間は、四十や五十になれば、何でも良いが、およそ何かについての大家になっているものである。肯定的な意味のそれでも、否定的な意味ででも。 自分自身について思うのだが、わたしはそれについては、まるで何かの大家にはなっていない人間だと思っている。 日本という国は、自分は何者でもないという認識が可能な不思... 続きをみる
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詩は痩せた するどく痩せた 生き延びていることが不思議なくらいだ そのようにも われわれの心は痩せた ただ生きることだけを目指して 心はするどく痩せた 詩に復活の道はあるか 心を耕す鍬はあるのか いかにも 途方に暮れることだけが われわれに残された手段である
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現在、一番上等な牛は、世界で公認されている和牛である。オーストラリアがWagyuの商標を取って世界に売り込んでいることでも知られる。ただ、世界の一般の人々には、Wagyuが日本由来の牛であることは、あまり知られていないようだが。 明治期になるまで、日本では牛を食う習慣はなかった。こんな滋養に富んだ... 続きをみる