梅雨空をカラスが一羽飛んで行き ヒナ一羽梅雨空の下投げ出され 痛ましき毛もなきヒナよ梅雨の空 目は開かず白き体は道の上事切れにける小鳥のヒナや
カラスのブログ記事
カラス(ムラゴンブログ全体)-
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稲妻の鳴るひまもなく梅雨の入り 梅雨空をカラスツバメが行き交いぬ 梅雨入りの空をアオサギ東へ
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冬の朝大きな池をカラス舞う とくちょうのある声なりし風邪引く子
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片雲やしばらく秋日さえぎりぬ 短日や線路の上のカラスかな
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ふり仰ぐ鷹かカラスか知らねども五六羽舞える高き空かな 感興の湧かぬ秋かな曇り空
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咳一つオミクロンかと疑ひぬ ヒヨドリやカラスの下に止まりけり <秋> 見上げればうごめいておりカラスの巣 <春>
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寒風の少しゆるみてカラス鳴く ※今日はこの一句です
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初雪や家を飛び出す子どもかな 寒風のその直中を飛ぶカラス
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カラス舞う町の上には冬の風 大根の引っこ抜かれし下の肌 地下鉄に乗りひとときの午睡かな目を開けたれば降りる駅なり
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ヒクイナという鳥だそうです。冬鳥です。 カラスのいる風景。漠とした町の風景です。
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朝日は夜のかけらを散らし クマゼミははや鳴き始める ひまわりは空を見晴らし ミミズは石畳の上で干からびる 黄昏は愁いを含み カラスの跳ねて 夜 月は澄み渡る ※大学を出て、数年経ったときの詩です。少し改作しました。
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ところどころマスク落ちたる夏の道 カラス鳴く夕暮れ時の蟬の声 おしなべて権威権力男持ち女はこれらにもっとも弱き
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夏というのに震える街 閉め切られたシャッター まばらな人影 ひっそりと人を窺う犬 夜中に鳴くカラス 屈託した女たちの ぬくもりを求める顔 今は 自己に沈潜するとき
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昔、冬に撮った写真です。 構図が、なんだかとても面白いと思って撮りました。月とカラスとビルの間合いが、いい具合なんじゃないかと自分では思っています。 一句 月を見るカラスの居たり冬の暮れ