夏の日や鳥は木陰に舞い降りる 砂州見えて流れ緩やか矢作川梅雨の終わりの景色なりけり
梅雨のブログ記事
梅雨(ムラゴンブログ全体)-
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梅雨に倦み季節進むを待ち焦がれ 哲学をたとえば炉辺の傍らで 哲学を何やらきつい眉根して議論せしかどどれもちぐはぐ
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稲妻や梅雨の終わりの合図かは ※今日はこの一句です
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梅雨なればあちらこちらで水害が ※今日はこの一句です
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思い掛けず近くに聞こゆピアノかな梅雨盛りなる通勤途中で ひさかたの月光のごとき笑まいせし君を思ひて道をさまよふ
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6.4の日に思ふなり民主主義 稲妻や汀女の作句ちらつきぬ 梅雨の入り浮かぶ句風の湿り気や
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梅雨入りをしたと思いや台風か 弱まれどやはり台風南無三や 台風の予報はなかなか外れぬを弱まることを祈りてやまず
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梅雨空をカラスが一羽飛んで行き ヒナ一羽梅雨空の下投げ出され 痛ましき毛もなきヒナよ梅雨の空 目は開かず白き体は道の上事切れにける小鳥のヒナや
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稲妻の鳴るひまもなく梅雨の入り 梅雨空をカラスツバメが行き交いぬ 梅雨入りの空をアオサギ東へ
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明日より雨になるとの予報なり梅雨間近なる東海地方 小鳥来てうつくしき声聞かせども電線遠く姿分からず
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愚痴を言う相手も居らず梅雨半ば 紫陽花やひとひらごとに雫乗せ
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岸田総理花はあれども実は如何に 梅雨の入り細かな雨の降りしきり
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一日を寝て過ごしたり梅雨の入り
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平凡な雲流れ行く山の上こうした時も貴重なるかな 雲割れて日の現れぬ梅雨末期 思い出は思い出として梅雨明けぬ
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梅雨末期雲垂れ込める町中に燕飛び交う雀飛び交う 日傘差す女の歩く通勤路 待ち侘びし梅雨明け告げる稲妻や
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お通夜でもなきに黒服多きかな世相を映す色なりけるや 梅雨時や思ひ浮かべるものもなし 雨音のいや勝りたる梅雨末期
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さんざんな一日過ぎて寝べき頃いかなる夢の待ちけることや 梅雨末期土砂降りの日の繁き頃 梅雨明けや季節が一歩進むとき
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久方の雨降るらしき関東の中心部には知り合いの居り 梅雨半ば遠き思い出蘇り
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火事ありてバス迂回する通勤路見知らぬ町を通り過ぎたり 梅雨空を映して鈍き川光り 梅雨空を鈍く映せる川ありき 傾城のまず目を奪う秋波かな
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ある程度予測できると将来を言うは占いばかりなりけり 快晴や梅雨は何処に行ったやら
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浮き沈みはげしき昭和遠くより見守るごとく令和の時代 梅雨半ばなれど中天青きかな 紫陽花の色変わりいく悩ましさ
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今頃は如何なりたりや藤の花出かけることもままならぬ日に うるおいのない日々なりき梅雨の入り 顧みる去年の今も緊急事
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仕事人内閣にして花あらば最強なれどそはなかなかに 抗がん剤いよよ両足痺れたり致し方なし試練と思はば 梅雨の入りややしめりたる思ひかな 菅総理失敬なれど花がなし
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弱毒化せしともせずともコロナには罹りたくなし梅雨は明けぬる 梅雨明けて気ままに降りしにわか雨 梅雨明けて当たり障りのない話
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絵となりぬドストエフスキーの感動は十八才の秋のころなる 我の描きし絵はまだありやわが母校見本にせしと取り上げられど 梅雨の晴れ間鳥たちしきりに囀りぬ
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教会にバッハのオルガン響き渡りアンナは聴くや恋心もて シューマンのあやうき心支えたるクララのごとき妻はいずこに 雨やみて鳥の声する梅雨の入り
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哀しみを弄ぶことなかれかしその悲しみや時代の悲しみ おぞましき事件起きたり梅雨末期 日枯れせし紫陽花雨に打たれけり
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書きたいテーマは、色々あるんですが、文章をまとめるのがままならず、おまけに眠いので、今日は無理しないことにしました。 どうぞ、悪しからず。 梅雨半ば眠気に勝てぬ初老かな
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梅雨だからというわけでもなく、ここ3,4ヶ月体調不良が続いていて、ブログの更新がままなりません。 お腹の具合が不良なんですが、お腹が不調だと頭の方にも良くない影響が出てくることを、改めて感じています。 ままならぬ腹の具合や梅雨半ば
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キナ臭き世界情勢なりしかどわれにはわれの為すことのみぞ 梅雨入りやわが身一つを持て余し 梅雨晴れや滞りなき用水路
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思うところありと言はんや春の風ふたたび我をこころみんとす アジサイを滲んで映すアスファルト 日曜日梅雨空なればひきこもり
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かげろうを生はかなしと誰言はむ命夕日の色に染まれり うばたまの夜のはなれに一人いて思いはみだれかぎりなかりし つゆ末期空一面の雲動く