階段のギリギリを飛ぶ秋のハト 見晴るかす濃尾平野は真っ平ら橋の上より再度実感
2022年9月のブログ記事
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秋なれど人のこころの貧しきよ まず我の貧しきこころ耕さん何はともあれ良き言葉をば
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メディアでは、よく、コメンテーターという新種の職業人、多くは法曹界で仕事をしていた人々が、日本は法治国家だから、あらゆることを法制化すべきだというような、論を成しているのを、見かける。 俗な世人たちは、また、それに乗っかって、同じような言い分を、自分の意見として騒ぎ立てている。 よく、考えて欲しい... 続きをみる
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当人が、自分に酔っているような芸術、詩や小説や絵や音楽、または、その演奏というものは、それなりの訓練を積めば、ほとんど誰でも、見抜けるようになるし、聴き分けられるように、なるものである。 ただ、怖いのは、これが、自身が創作したり、演奏したりしたものとなると、多くの人が、たちまち曖昧になるもので、じ... 続きをみる
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わたしは、マスコミという言葉が嫌いである。抑も、正確な英語ではないし、和製英語でも低級な部類に属することばである。 だからと言っても、良いであろうか。この言葉を表題に掲げる気になった。 話は変わるが、わたしの知り合いで、冬になると危険を冒してでも、冬山に行くという年配の女性がいるのだが、彼女に、そ... 続きをみる
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野分去り空は絹布の散るごとし 路傍には燃え立つごとく彼岸花
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悔しきは安倍失えりことなりき他の誰やは代わりとなりぬ 国葬や右か左か知らねども吉田で終わる義理はなかりき 宗教をいかに知らざる人多き日本確かに格別な国 国葬を執り行うは行政や吉田のときとて事情は同じ 山上は鑑定留置となりにけりよくよく見ればおかしな男 小さきや森加計桜マスクかな民主政治に君子は要ら... 続きをみる
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曼珠沙華蝶嬉々として飛び回る 秋の風池は面を輝かし 栗を踏み中身取り出すこと学び
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野分去り西には青き空のぞき 一本は群れから離れ曼珠沙華 曼珠沙華庭の先よりはみ出しぬ
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野分去れど山には黒き雲懸かり ふと気付く路傍の陰の彼岸花
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野分来て空一面の雲動く 野分来て知らぬ間に気が昂ぶりぬ
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決して、病原菌を介するような虫ではないのに、また、何故これほど嫌われているのかが、不明なまま、新時代の害虫となった虫で、また、害虫呼ばわりされているのに、不思議と体が黒光りのする、けったいな気味の悪い虫である。 例えば、蝿は、糞などにたかる不衛生な虫だが、ゴキブリは、糞などには集らない、至って衛生... 続きをみる
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帰り道車で秋の夜超特急 ※今日は、この一句です。
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山崎川工事が終わり清流に冬鳥飛来楽しみとなり 蝶トンボ庭の先より翔び出づる
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見上げればビルの谷間に昼の月 赤とんぼ行きつ戻りつ流されて
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うす曇り鈍色かたし秋の池 人知れず夜を徹して虫の声
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豁然と辺り広がる秋の橋 赤とんぼわたしが歩くその先を
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あの山の向こうに浮かぶ秋の雲 細き道ひらりと過るアゲハ蝶
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都会にて夜毎に冴える虫の声 田舎来て寝しなにおどろく虫の声 良き声でこころを癒やす秋の虫
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おそらく、皆さんが悩まされている虫、Gですが、リクエストがありましたので、少し、書いてみたいと思います。 また、Gについて書いた、記事もリブログしましたので、宜しければ、参考にしてください。 わたしは、Gについては、その姿を見ただけで、ほとんど、気も狂わんばかりに、大騒ぎをしてしまう人を、知ってい... 続きをみる
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月澄んで猫になりたい夜だった わたし自身は、月についてのどんな詩を書いてきたかと、振り返ってみたところ、上記の句と下記の詩が思い当たり、UPしてみました。 はじめて、自分の過去記事を、リブログしてみました、宜しかったら、ご覧ください。 詩は、秋の虫と月との取り合わせで、奇抜でも何でもないのですが、... 続きをみる
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深夜にて命奏でる虫の声 都会なるビルの部屋にも虫の声 寝静まる夜をいろどる秋の虫
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閉めきった窓を穿ちて蟬の声 今宵このツクツク法師の鳴く声や 電車にて本読みながら寝入る秋
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あの山の稜線を越え秋の風 湖の向こう岸より秋の風
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テレビコマーシャルなどで、ジュースにした野菜やフルーツなどを、健康に良いと謳って、販売している。 そうした商売は、商売として成り立つだろうし、決して、それの邪魔がしたいわけではないのだが。 わたしは、以前の記事でも書いたが、カロリーや栄養は、人それぞれの吸収率があるというのが、持論である。 野菜や... 続きをみる
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以前に、コーラにきな粉というものを、お薦めしましたが、これは、きな粉を入れ過ぎると、炭酸が全部出てしまうのと、後で、洗うのが大変なのとで、私自身、コーラにきな粉は、やめてしまいました。 試して頂いた方には、とても、申し訳なく思っています。ただ、きな粉の量を、調整すれば、これはこれで、有りだとは思う... 続きをみる
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文明が持つ技術というものは、失われやすいものである。 古代エジプトは、石を組み上げることに関しては、石と石との間に、カミソリの刃も通らないほどの、高度な技術を持っていたのは周知の事実だが、現代のエジプト人に聞いても、どんな技術で、あのピラミッドを作ったのか、知る人は一人もいない。 アンコールワット... 続きをみる
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ディズニーランドは、子どものための夢の国として、有名だが、一人前の大人で、子ども連れでもなく、この施設に夢中になる人は、稀なことと思う。 それで、ロシアでは、ドストエフスキーの「罪と罰」の設定を、実際の施設にして、観光客相手に商売をしているそうである。例えば、ラスコーリニコフが住んでいた部屋をその... 続きをみる
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笑いは跡を残さない 悲しみは後からやって来る ○ 悲しみを詠んだ歌は記憶に値するが、 笑いに興じた歌は、そもそも、記憶に残らない ○ 笑いを好む現代の風潮 後に、何も残さない時代かも知れない ○ モリエールの諸作品は、芸術として認められているが、 落語が、芸術にならな... 続きをみる