エッセイ きれぎれ草 39 <世界観というもの>
世界観というもの
世界観などということは、突破しなければならないというのが、わたしの持論である。われわれは、ものに至るべきで、世界観の中に閉じ籠もっているべきではないと思っている。
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日本は、じつに国技の多い国である。相撲協会が、国技は、自分のところだけという顔をしているが、これは、ただのポーズであって、国は、相撲だけが国技などとは、一言も言ってはいない。柔道、柔術、空手、剣道、弓道等々、少し思い浮かぶだけでも、これだけ出て来る。とてもひとつには決められない。ただ、これは贅沢な悩みというものであろうかと思う。
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