江戸時代の人々は、地獄などというものを信じていなかったと言われることがよくあるのだが、これは、人々が、宗教的に啓蒙されたからというわけではなく、江戸時代に、国教として採用された儒教は、死後生について何も語らない教えであったことに由来するのである。 儒教は、おもしろい教えで、全人的であることは宗教に... 続きをみる
2022年8月のブログ記事
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日本仏教には、それぞれ格というものがあるのを、ご存知だろうか。 もっとも格が高いのが、天台宗、その次が、真言宗というようになっていて、天台宗は、ご存じの通り、大師第一号の伝教大師が日本の祖師で、真言宗は、弘法大師である。 これは家柄というものが、関係していて、昔は、仏教も他の宗教と変わらず、祈ると... 続きをみる
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自分のことではなく、他人のためをかんがえて、憂い顔をしている人に出会った事がある。 この人は、聞いてみたところ、よく、理事などを頼まれることがあるというが、なるほど、そういう人でなければ、人の上に立つ理事のような立場には、推薦されないだろうなと、ひどく、納得したことがある。 中には、理事という名前... 続きをみる
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政治不信 自分自身も信じられないような人間が、どうして、政治ならびに政治家を信じることができようか。 ○ 人間不信 人は信じない方が、自分には都合が良いと思っている人間が、現代いかに多いことか。不信とは、思想に結びついてるのではなく、単なる、ご都合主義である。 ○ 「わたしは、... 続きをみる
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「人間は信じるものじゃない」と言う人、概ね、不徹底な功利主義者に過ぎない。 ○ 人を信じて裏切られたから、人を信じなくなったという人は、多いものであるが、西洋でよく見られる、人間嫌いというところまで行く人は、日本では、ほとんどいないし、社会的に、よく見かけるようなタイプにもならない。 ... 続きをみる
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コロナ禍の中で過ごせる高大生失われたる世代なるかな 風を受けシオカラトンボ目の前に
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源平合戦の頃、自ら、名乗りを上げてから、戦闘をしていたということは、有名であるが、こうした合戦の仕方を、幼稚だとか、全く、ナンセンスな戦い方をしていたものだと、現在の戦争の基準から考えて、批判するのは、容易い。 では、なぜ、その当時の日本人は、そうした戦い方をしたのか、また、せざるを得なかったのか... 続きをみる
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歴史とは我が身を写す鏡なりもてあそびたるものにはあらず
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白河の関を越えたる優勝旗ジンクスなるは突破さるべし
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ウクライナ大統領 世界を巻き込む必要がどこにあるか ○ フランシスコ・ローマ法王 「焼き場に立つ少年」の写真 いったい、この人は、この写真を持ち出して、何が、言いたかったのだろうか。はっきりと感じられるのは、少年の持つ確固とした精神の力強さである。 おそらくは、死んだ弟の亡骸を背負い... 続きをみる
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戦国時代 敵ではあるが悪ではない ○ 第2次世界大戦 敵は悪 ○ 欧米人は、何かと言うと、敵を悪魔扱いにする
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現今のメディア、特に、マスコミの報道姿勢を見ていると、とても腹立たしい思いに駆られる。 一体、マスコミは今まで何を、報道してきたのであろうか。ことが起こってから、馬鹿のように騒ぎ立てている。 統一教会が、それほど悪徳に満ちた教団であったなら、なぜ、今までほとんど何も報道しなかったのか。 そうした教... 続きをみる
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宗教と政治の絡み如何せん祖師常に受く政治迫害 信仰の何かを知らぬインテリの毛嫌いしたる宗教なるや
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良寛さんは、日本風のファウスト博士であったと思う。しかも、子ども時代にまで若返って見せてくれた、現存したファウストであったというのが、わたしのかんがえである。 一体に、ヨーロッパで伝説とされている人物が、日本では、生き身の姿で歴史上に現れるというのが、わたしの思うところである。 ドン・ジュアンは在... 続きをみる
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局地的災害頻発このところ大雨被害あちらこちらで 大雨の災害毎年来たりける偏西風の蛇行に拠ると
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戦争は殺し合いとの語を残し出征兵の父は逝きたり 終戦の日はお彼岸の中日なりしあなあなかしこ
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「無常という事」の連作の一つである「実朝」は、若い頃のわたしには、この連作の中で、もっとも難解で、また、もっとも暗く感じられた作品だった。 「無常という事」の連作の中では、「西行」が、その頃のわたしには、一番心に響き、もっとも、好きな章の一つだった。「西行」も「実朝」も、何回読み返したか知れないほ... 続きをみる
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日本ならではの宗教家、芸術家を挙げれば、やはり、良寛さんであろう ○ 子供と遊ぶ良寛さん、海外では、こうした宗教家も芸術家も聞いたためしがない ○ 良寛さんの逸話には、どれも、強く明滅する光がある ○ わたしがもっとも憧れる人である
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コロナ第7波も、ようやくピークを過ぎたようである。今日の東京の新規感染者数は2万台だった。 最近の傾向としては、この都会病と言われている感染症が、都心部では減りつつ、田舎では上昇傾向にあるのを見て、もうそろそろだなと思っていたのだが、どうも、ピークを過ぎつつあるようである。 それにしても、コロナと... 続きをみる
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日本は法治国家と言いながら法の中身を知る人わずか マスコミの尻馬に乗り政治批判いとも安易な批判なるかな
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セザンヌの絵は、遠近法に従えば、単に歪んだ画面に過ぎないのに、不思議な空気感を持った、奥行きがある。 ○ 支点とは、その人自身でなければならない。ある原理、理論を支点とすべきではない。
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ピカソの絵は、けっして画面の奥には向かわない。表面にこだわり抜いた画家。いや、ピカソの絵には、表裏の区別がないと言って良いのであろう。 ○ ルオー、精神の分厚い奥行き、時に重い。
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思い出を語るとき、人は、すぐれた話し手でなければならない ○ 下手に語られた思い出とは、文章にもならなかった言葉の寄せ集めである ○ 強い個性は、個性によって見出される ○ 仏法という不思議な法 律法という掟
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人は、酒に酔うように、理に酔うものである。そうして、さらにいけないのは、理に酔う人は、酔っている自覚がないことである。(旧統一教会の「統一原理」という言葉、これは、特に女性が酔い易い、家庭に関する理念である。) ○ 原理家は、怒りっぽいものであるが、わたしは、怒っている人の側にも、酔って... 続きをみる
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テレビ消しスマホ止めれば自由なる時を怖れる現代人かな 暇あれど理由を付けて何もせず今日は深夜に雨の降りける
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おしなべて原理理念を好むもの宗教政治教育法人 厳罰化ひき逃げいくら増えたやら人の心を知らぬ法律
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アートという隠れ蓑 純粋という当惑 天然という突破
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人はみな喉元過ぎれば暑さ忘れる何年経ちても異常気象や 世の中よ表は表裏は裏表裏の別を過つなかれ
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政権を任せられるほどの政党がなぜに日本は自民だけなる 日本の野党は何を学びしか批評批判で政治はできぬ マスコミは弱小教団叩きたり政治の本質それのごとくに
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自殺者の心理は、どの年代の誰であっても、計り知れないものである。 ○ 生徒の自殺=学校でのいじめ これは、今のマスコミがはびこらせた、怠慢取材が生んだ、単純極まる図式である。 ○ ロシアのプーチン大統領の弁。「核戦争に勝者はない。」現在の状況にあって、この言は貴重である。
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古の日本人みな夏バテす夏バテさしも悪きことかや 日本の夏の暑さは格別の意味を持ちたり自然ラマダン