大安や遠慮がちなる冬の雨 えんえんと平山続く東三河鷹空を舞い小鳥騒がず
冬のブログ記事
冬(ムラゴンブログ全体)-
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遠望す西には冬の平山や 小鳥遊ぶ空には鷹の気配なし
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ハト鳴いて冬の広場に飛び降りぬ 尾張では裸祭りがもうそこに
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山ありて動くことなきめでたさよ <新年> 帰り道冬の夕日はあかあかと
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わが町を冬の霧雨包みけり 着ぶくれて悪友目ざとく指摘せり 熊本に雪降るらしき予報なり
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一葉忌思ひを寄せる人ありぬ 山なみの稜線のみの見ゆる冬
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Windowsグレードアップするごとに使える機能少なくなりぬ 冬来たり窓にびっしり結露かな
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糠漬けを食べたる冬の調子よし 納豆を欠かさぬ日々の冬に入り
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冬なれど山の見えざる曇り日や 行く秋やアコーディオンの鳴る町に
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過去になき津波の起きしメカニズム空振なりと説明さるる 冬の夜月まん丸く町照らす
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冬なれどもみじ葉残る家の影 冬なれど紅葉付けにし影の木や 気が付けどブログの誤植直さざりいかにもブログらしき故なり
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雨降りて陽射しまぶしき朝まだき秋とも冬ともつかぬ季節に もみじ葉や見事なれども冬来たる 天気雨朝降ることはめずらしき
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電車にて本を読む人幾人か書名知りたし我は本好き ビル寂びれ秋の夕暮れせまりけり 急行に夕日の当たる冬なりき
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コロナをや冬の病気と聞きしかど春になりても勢い止まず ワクチンを打つか打たぬか思案せしいずれにしても打つときは打つ 春めきて人流繁き街中や
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桜紅葉一葉残して散りにけり 冬なれど秋入り交じる日和かな 人声はもとより絶えておりぬかな行きと帰りの電車内なる 車内には週刊広告無くなれり少し侘しき冬の午後かな
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鳴き交わす鳥の言葉は知らねども急いて居るらし冬来たるかな 見上ぐればビルの上なる冬の月 散る紅葉風の流れに従いて
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もみじ葉の散るのも知らで日を跨ぎ いかならむ霜月終わりのもみじ葉や あはれなる冬の初めの午前様酒飲まねども頭ふらつき
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思い出はなにゆえ辛きことばかり我は何をか背負いたるやは 中学のわれの思い出いと暗き何故に幾度も振り返るかは 夏と冬入り交じりたる秋なりや この秋は逆戻りする季節かな まだらなり今年は紅葉遅きかな
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昔、冬に撮った写真です。 構図が、なんだかとても面白いと思って撮りました。月とカラスとビルの間合いが、いい具合なんじゃないかと自分では思っています。 一句 月を見るカラスの居たり冬の暮れ
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愛知県のとある大学のキャンパス内で、撮った冬の人工池の写真です。 日本には、北海道の原野と富士山麓の樹海辺りを除けば、人の手の加えられていない自然というものは、存在しないというのがわたしの持論です。 日本の自然は、そのうつくしいところは、人の世話が欠かせないもので、この人工池などは、よくよく考えて... 続きをみる
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この写真は、一昨年の冬、山崎川で撮りました。 鳥の名前は近くにいた人が、教えてくれたのですが、忘れてしまいました。なにか、珍しい鳥だそうです。 一句 嘴の長き冬鳥汝<なれ>の名は
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一昨年の二月に撮った鳥の写真です。生憎、名前が分かりません。 どなたか知っておられたら、教えてください。 一句 青き鳥名は告げぬまま今は秋
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獲物を見つけたカワセミ。 小魚を捕らえたカワセミ! 2年ほど前に撮ったものです。残念ながら、獲物を捕る瞬間は撮れませんでした。
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比喩ではなく 地表を癒していく大きなやわらかな手 春 犬が小川を泳いでいる 無限がそそり立つとき 人々はまなざしを上にあげる 夏 木陰には蟻の巣がある 時間は旋回し 銀河に軸が通される 秋 公園のベンチで思想が成熟する 無意識の底に沈んだ記憶 美しい人々の足音が聞こえる 冬 時おり木枯しが吹く