エッセイ 人の上に立つ人
自分のことではなく、他人のためをかんがえて、憂い顔をしている人に出会った事がある。
この人は、聞いてみたところ、よく、理事などを頼まれることがあるというが、なるほど、そういう人でなければ、人の上に立つ理事のような立場には、推薦されないだろうなと、ひどく、納得したことがある。
中には、理事という名前欲しさだけで、理事になっている人もいるだろうから、すべて、理事のような立場にいる人が、そうだとは言わないが。
孫文のような人は、日本にいる間、やはり、日本に亡命している同国人から、色々とむずかしい相談を受け、悩んだ挙げ句、胃痛を病み、そのために、胃に優しいおかゆばかり食べていたそうである。
人の上に立つような人は、普段は、憂い顔をしているものかも知れない。
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