華やぎやここ両日の桜かな 気が付けば花は盛りを過ぎにけり
2022年3月のブログ記事
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春の日をなんだかんだで寝て過ごす 満開の桜の下の憂鬱や
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青空が見えねば花は撮らぬなり 生活はギリギリなれど生きており時には笑ふことさえ忘れず
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溜め息を吐くことありて花を見ず
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生き物は生き物よりや生を受く授かりたるはたましいなりき この世には自然と人為の営為あり日本はこれらを一つにしたる 開花より五日ばかりで四分咲きか
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春なれば動き出だせる生き物や ※今日はこの一句です
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独裁者たった一人の戦争に諫める部下の居らぬが哀し 紛争のけして止まざるこの世かは人とはかくも闘争好きや
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世界には戦火の絶えぬ火種あり人の心の暗き場所なり 嘆けとて世界の紛争止まざりきしかして思ふ人とは何ぞ
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モクレンか辛夷かどうか知らねども春を告げたる花とは知れり ※今日はこの一首です
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コレルリの音楽は自省のために リストの音楽は歓衆のために ビゼーの音楽は女のために
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春なれば今日一日を寝て過ごす ※ついさっき起きたばかりです
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背後にはアメリカロシアの構図あり優等生と不良のもつれ あちこちで花咲き初むる町中や 振り上げられた拳は空しい
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じつは、わたしは40代になるまで、ブラームスについては、しっかりと聞く機会を持たなかった。 ブラームスのバイオリン協奏曲やピアノ協奏曲が、こんなに良いものだとは、CDを買って聞くまで、気が付かなかった。わたしは、ブラームスについては、何故か、交響曲ばかりに目が行ってしまっていたのである。 その交響... 続きをみる
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好みから行くと、わたしはショパンの方が好きである。 ショパンは詩人で、シューマンは芸術家であるとは、誰かが言った有名なことばだそうだが、どうも、わたしは詩人が好みであるらしい。 ショパンを聞いていると、誰か理想的な聴者でも良いが、そうした人が傍らに立って、一緒にその音楽を聞いてくれるという気がする... 続きをみる
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今日はさて何も浮かばぬ日となりぬこんな日もあって良きかな ※こんな一日でした。
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あな愚か国連総長軽々に核戦争などと言うなかれかし 国連を信ずるものにあらざれどそれでも口の軽きに過ぎる 風立ちぬ今年は花の早きかな
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権力者権力に酔うおのずから人の理念に酔うがごとくに ダイヤモンド散らかるごとく春の池
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我が首を絞めるがごとく愚かなる道を歩める人類ならん 異国では銃声止まぬ日々なれどうららかな陽を浴び日本
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立ち位置のけして変わらぬボブ・ディランさまようごとく風に吹かれて ※今日はこの一首です
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あはれあはれ戦場に立つ兵士たちいかなる故の戦争か知らず 独裁者一人のための戦争に幾万人の墓標立ちたる 連日の異国の便り苦々し
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3回目のコロナワクチン接種を受けてから、1週間経ちました。 副反応としては、接種部に一週間くらい少し疼くような痛みがあったくらいで、今日になったら、それもほとんど引きまして、他には特段、ご報告するような症状はありませんでした。 ワクチンが3回ともファイザーだったから、かも知れません。 ただ、報道を... 続きをみる
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かなり以前の記事でも、触れたのだが、リパッティという早逝したピアニストがいたのだが、この人の演奏は、グールドやグルダ、ミケランジェリ、ホロヴィッツと同じくらい、または、それ以上によく聴いている。 この人は、コルトーというピアニストがショパン・コンクールの審査員だったとき、リパッティを第一位に推した... 続きをみる
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不思議な本である。 西洋音楽史とLP盤のクラシック名演奏集が一体になったような本であるが、およそ、この本の半分を割いている、バッハ以前のクラシックにのLP盤は、この本が新潮社から発刊されている頃に、すでに、ほとんど廃盤になっている。 わたしは、何を隠そう、この本で、クラシック音楽を聴く、手ほどきを... 続きをみる
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「Masters Of The Strings」と銘打った、10枚組の廉価版のCDを通販で買った。 もっとも新しい録音で1936年という年代ものだから、音質は、当然のごとく期待していなかったが、エンジニアたちの努力の成果だろうか、それなりの音がするのには、驚いた。 ヴァイオリニストを見ていくと、メ... 続きをみる
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ベートーヴェンが表現することに成功した、この言わば、精神の極致の手応えは、じつに確かなものなので、およそ、精神というものに少しでも、興味を抱くような人なら、この音楽に接して、何かを得られないということは、かんがえられないような音楽である。 ○ そうして、ベートーヴェンの生きた時代を思い合... 続きをみる
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何と言うことはないのですが、プロフィール画像を変えてみました。 画像は、わたしが描いた「ゲーテ」です。
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これら東洋精神の精髄を表現していると言われる音楽のそれぞれは、それだけでも、驚くべくことなのだが、それらが、西洋音楽のイディオムの枠組からまったく逸脱せずに、完璧に成立している様を、見て、驚嘆しない方がどうかしていると、言える音楽である。 ○ このベートーヴェンの諸作品から見ても、楽器に... 続きをみる
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コロナワクチンの3回目を接種しました。3回ともファイザーでした。 1,2回とも大した副反応は出ませんでしたが、今回は、どうでしょうか? それでも、まだ、手指消毒とマスクは欠かせませんが。 来年度になったら、少しはコロナ禍から解放されていることを願っています。 それにしても、ウクライナ情勢が気に掛か... 続きをみる
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意味のない戦争の起こるこの世かは意味あるいくさも御免なれども 独裁者一人<いちにん>に拠る戦争は如何なる仕儀となりにけるかな
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名ピアニストホロヴィッツは、自分がキエフ出身であることを、生涯誇りと、していたそうである。 キエフは、ソ連邦の頃から、いや、それ以前からも、世界屈指の美しい都として、有名だった。 じつは、ホロヴィッツは、生粋のキエフっ子ではなく、キエフ近郊の生まれなのだそうだが、ホロヴィッツが自分はキエフ生まれだ... 続きをみる
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アメリカの政府の高官が、プーチンの精神状態に疑問符を投げかけているようだが、映像で見る限り、肉体的にもダメージを負っているようで、プーチンによるロシアの政府体制は、もう、これ以上長くは続かないと見て、間違いないようだ。 ただ、プーチンの後には、誰がロシアを率いることになるのだろうか。 ロシアでは、... 続きをみる