2021年8月のブログ記事
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アランの幸福論に、こんな言葉がある。「もし、君が金持ちならば、君は幸福になろうとしてはいけない。なにせ、君には金があるのだから。」 アランはフランス人だったから、カトリックの信者であったと記憶しているが、アラン自身は、カトリシズムというものに、ある種の違和感を感じていたことは、その著作の端々から窺... 続きをみる
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引っ越しによる回線の更新が、完了しました。 更新を待っていてくださった読者の皆さんには、ご迷惑をおかけしました。 また、ぼちぼち更新していきますね。
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引っ越しをするため、回線が使えません。 回線が戻ったら、更新する予定です。
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この秋は雨に悩める甲子園 赤とんぼ風に向かいて浮くごとく
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今日、二回目のワクチン接種を受けました。今のところ、強い副反応はなく、打たれたところが少し、疼くくらいです。 わたしは、あともう少しで、高齢者の仲間入りなものですから、クーポン券が早く届いたので、やや、早めの接種となりました。 ただ、副反応は2回目の方が強く、それも、接種の翌日から出易いのだそうで... 続きをみる
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確か、ゲーテだったと思うが、佳い作品が生まれるには、ある心の危機が前提として必要なのであると、どこかで言っていたような気がする。 ある文芸同人誌に属していた頃、何人かの人が「どうしても、何も書けない」と嘆いていたことを思いだした。 この人達は、およそ心の危機というものとは、無縁のような幸福感の持ち... 続きをみる
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ここ2日ばかり、更新していない。書くことがなくなった訳ではなく、色々と思うことはあるのだが、何か、纏まりのないものになってしまうなと思って書いていない。 ブログなんだから、そんな堅苦しく、考えなくとも良いと思うのだが、このブログに書くには、テーマが大き過ぎたり、また、逆にどうでも良すぎることだった... 続きをみる
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大雨の警報なれど空は晴れ 警報や雨の切れ目の虫の声 雨なれどときにしみ入る虫の声
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日本はどこに行きても縦割りや隣の町もよく知らざりき 今宵鳴くキリギリスやはコオロギか
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コロナ禍に尚も大雨来たるかな災害列島日本なりけり 風鈴は見当たらねども音恋し
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秋らしき気配は見えぬ日々なれど急くは無用や季は巡りけり 書くことのむずかしき日や原爆忌
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遊ぶ人だからこそなれその技を見る人の胸熱くせしむは 「本当に」何度も連呼夏五輪
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若気の至りは、まだ可愛げがあるが、年寄りの冷や水は、単なる嫌味である。 ○ 年を取っても、その年の分だけの考え方を持っている人は少ない。「まだまだ、若いもんには、負けん。」これでは、若い者と同じレールの上に乗っているだけである。 ○ 「人間は、成熟がすべてである。」とは、シェイ... 続きをみる
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地獄とも天国とも見しこの世なりいかにも我は枯れ野彷徨う この世をば地獄と見し人少なからぬ平和と言えど民主と言えど 哲学はしばらく脇にスイカ割り
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お陰さまで、ムラゴンのアクセス数が200000アクセスを越えました。 わたしは、かなり強力なセキュリティソフトを使っているので、加算されないアクセスも、かなりあるかと思います。おそらく、そのセキュリティソフトのために、にほんブログ村のOUTカウントは、ほとんど算出されないでいます。 その中での、2... 続きをみる
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オリンピックは、まだ後4日あるが、良かったとして、次のパラリンピックはどうするのであろうか。 オリンピックは無理を押してでも、開催したが、パラリンピックは? 大会関係者は、悩ましいところであろう。これも、偏に、コロナの重傷者数と死者数とに拠るのであろうが。
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人間は、自分の得意なところで、失敗するもので、 苦手なことでは、なかなか失敗しないものである。 苦手なことには、勢い、慎重になるから。 ○ 2020東京オリンピックは、やはり、開催して良かったであろう。 少なくとも、日本にとっては。
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大人しく自宅にて見るオリンピック元よりチケット持たざる身なれば 不条理という語を残しフランスの三人組は消え去りにけり 遠雷にカラスの騒ぐ前触れや
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ワクチンを打ちてもまるで無反応歳のせいかや気持ち複雑 友もまた無反応なるワクチンや互いに年を取りたるものか 遠雷やエアコンの部屋閉じ籠もり
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軽くあれわが詩をなべて見る人はことばは弾みこころ悟らん 近づくか近づかぬかは遠雷や キッパリと雪原を裂く川ひとつ