わたしは、経済については素人だが、経済学者の言うことを聞いていると、人によって言うことがまるで違うということが、気になっている。 例えば、アメリカの貿易上の双子の赤字を解消したとされる、レーガンの政策<レーガノミクス>については、あれは赤字を誤魔化しただけで、まったくの失政だったという経済学者もい... 続きをみる
江戸時代のブログ記事
江戸時代(ムラゴンブログ全体)-
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江戸時代の政治家松平定信には、次の言葉があるそうである。 君子は国を思ふ心あるべし、 国を思ふ言葉あるべからず わたしは、これを今風にもじってこう言いたい。 君子は世界の平和を願う心あるべし、 世界の平和を願う言葉あるべからず 君子の真似事も、ときに、良いものである。
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江戸時代の人々は、地獄などというものを信じていなかったと言われることがよくあるのだが、これは、人々が、宗教的に啓蒙されたからというわけではなく、江戸時代に、国教として採用された儒教は、死後生について何も語らない教えであったことに由来するのである。 儒教は、おもしろい教えで、全人的であることは宗教に... 続きをみる
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現在、働くということは全き善として、考えられているようである。また、何故、皆が口を揃えたように働く事を、何もしない事よりも良いことと言うのか、わたしは少々、不審に思うのである。 こうした言い方をしてみるというのも、一度、働くということについて、とっくりとかんがえてみたいと思うからである。 少し長い... 続きをみる
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わたしは、いつも疑問に思うことがある。自分の若いころはこんな暑い日はなかったという人が多いし、わたしもそのことは長く生きてきた者として、実感として持つ者だが、その自分たちの若いころというものが、偶々そうであったのではないかということを、言う人が居ないということである。 江戸時代、海岸線は今よりもず... 続きをみる
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江戸時代は、元禄文化をはじめとして、様々な文化が花開き、その妍を競いあった時代と言えるのだが、技術の面でも抜かりはないので、たたら製鉄技術や上総掘<かずさぼ>りなどはその代表的なものであろう。 日本の自動車が、世界中であんなにも評判が良く、故障が少なく、性能の良いものとして重宝されているというのも... 続きをみる