そういえば、あれほど教育界で勢力を誇っていた、日教組なる団体は、どうなったのであろうか。 評論家の亀井勝一郎の名前は、とんと聞かなくなった。 マルクスを、世界でもっとも影響のあった学者としたのは、イギリスの国際学会だそうだが、一体どうした了簡であろうか。 ミャンマーの内戦はどうなったであろうか。 ... 続きをみる
マルクスのブログ記事
マルクス(ムラゴンブログ全体)-
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資本主義経済の誕生から間もなく、社会には、大変革が起こり、「資本論」のような、資本主義的な運動に、急ブレーキを掛けようとする新思想が登場することは、皆さん、ご存知の通りである。 ここで、先述した、量の多寡は質の変化をもたらすということばを、つらつらとかんがえてみたい。 金、特に貴金属である金銀が、... 続きをみる
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マルクス 金に真理を見た男 ただ 要するに、金に拘ったのに過ぎないが。 ○ 「資本論」の中の言葉 「蒸気機関や電信の現在、神を信じないのは軽い罪。」 神への不信を、それでも、罪としたのはマルクスが西洋人であるせいだろうか。 ○ 経済学とは、要するに、ご覧の通りという学問ではなかろ... 続きをみる
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マルクス研究の第一人者が、世界のこれからのあり様というものを学究的に模索した意欲作です。マルクスの理論を超えて、最新の学者の知見が多く援用され、読解の難しい書物に仕上がっていますが、著者のいうところに曖昧なところはなく、一読して、その理念の思想的な価値が感得できます。理念とは、題名として掲げられた... 続きをみる
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マニフェストは俗に宣言、公約を意味しますが、旧来、「マニフェスト」とだけ言えば、この本を指しました。世界中の共産主義者の拠り所となった本です。有名な「世界のすべてのプロレタリアは団結せよ」という表明は、マルクスの個性的な発言というものではありません。読み進むうちに、われわれは何か行動を起こさなけれ... 続きをみる
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雑駁な言い方を、許してもらえれば、マルクスの「資本論」は、通貨が金貨や銀貨であった時代のもの、ケインズの経済論は通貨が金銀から紙幣となる移行時代のものと言えるのではないだろうか。 1978年から、金が通貨の座を奪われ、国際通貨が不在となり、通貨はことごとく価値が相対化された。この価値を保証するのは... 続きをみる
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バルザックでは、金貨が活躍する。バルザック自身がありとあらゆる事業に手を出しては失敗し、金に振り回され続けた作家だった。 「ウジェニー・グランデ」で、ウジェニーの父の守銭奴のグランデが、娘に譲ったはずの金貨をいとおしそうにじっと見つめる場面には、凄惨な迫力がある。 「絶対の探求」で、バルタザールの... 続きをみる