現代詩 ある日の夕景
なんとも奇妙な夕焼け空だ
雲が空と化学反応を起こしたみたいに
こんな醒めるような紫色の空は
そういえば昔
図書館の天井まで届く窓から
見ていたことがあるよ
魂に色があるとしたら
こんな色なのかなとぼんやり見つめていたっけ
人類が始めて火を手に入れたとき
空はこんな色で
人類を祝福したのかもしれない
それとも天地初動のときのことを
時折思い起こしては
こうした空を垣間見せるのか
じっと見つめていると
自分が際限なくこわれていくような気がして
わたしは思わず目を伏せた
Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春
文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正
なんとも奇妙な夕焼け空だ
雲が空と化学反応を起こしたみたいに
こんな醒めるような紫色の空は
そういえば昔
図書館の天井まで届く窓から
見ていたことがあるよ
魂に色があるとしたら
こんな色なのかなとぼんやり見つめていたっけ
人類が始めて火を手に入れたとき
空はこんな色で
人類を祝福したのかもしれない
それとも天地初動のときのことを
時折思い起こしては
こうした空を垣間見せるのか
じっと見つめていると
自分が際限なくこわれていくような気がして
わたしは思わず目を伏せた
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