わたしの絵は、まったくの独学で、絵の先生についてあれこれ習ったということはまるでない。 高校生のとき、美術の授業で、「消しゴムも筆のつもりで描け」と教えられた限りである。わたしは指も筆代わりにしているから、これはわたしの独創かと思っていたら、ある本で、指で描く画家がいるということを知り、独創という... 続きをみる
ガンジーのブログ記事
ガンジー(ムラゴンブログ全体)-
-
よどむことまるで知らざるモーツァルト夜想曲さへ日の当たるごと セザンヌや厳しき線をグラジオラス 祈りつつガンジーを描く滝の音
-
歎異抄 たましいの奥底に墨で大書されたような文言 これはどんな人間のたましいにも応ずる 善人だろうが悪人だろうが 「たとへ、法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも」 「すかされ」という俗語が、肉体的に痛切と言っていいくらいの血の匂いがする なんという奥深さだろうか 親鸞の手振りや... 続きをみる
-
皆さん、見て、お分かりのことと思いますが、ガンジーです。 マハトマという言葉をつける場合もありますが、マハトマは<偉大なる魂>という意味です。何度も描きなおしました。「明日逝くがごとく生活し、永遠に生きるがごとく学べ」というガンジーの言葉をよく思い出します。 因みに、わたしが今まで生きて来て聞いた... 続きをみる
-
ガンジーのことをよく考える。思うのだが、あれだけの民衆を苦難の道へと進ませ得た男が、王としての素質を持っていなかった訳がないとかんがえている。 ガンジーとトルストイは手紙のやりとりをしているが、トルストイもまた、王としての素質を持って生まれた男だったと思っている。このたった一人で国家を敵に回すとい... 続きをみる