現代詩 公園のベンチ
秋の日の午後
透き通った影を落としながら
雲が動いて行く
その向こうに連なる紅葉した山々
並木道の銀杏はやわらかい午後の光を吸い込み
しずかに澄んだいきを発散する
束の間の美を
現出するために
しだいに緊張していく
それら
雲
木
山
影
はるかな鳥
その白い流点
あのなだらかな丘の上でおにぎりを食べよう
それから
君を愛そう
硬質な秋の空気の中にうずくまっている
公園のベンチで
秋の日の午後
透き通った影を落としながら
雲が動いて行く
その向こうに連なる紅葉した山々
並木道の銀杏はやわらかい午後の光を吸い込み
しずかに澄んだいきを発散する
束の間の美を
現出するために
しだいに緊張していく
それら
雲
木
山
影
はるかな鳥
その白い流点
あのなだらかな丘の上でおにぎりを食べよう
それから
君を愛そう
硬質な秋の空気の中にうずくまっている
公園のベンチで
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