そこに行けばいつも頭に鳴る曲ありいかなる訳か故知らねども 日本には遠望さるる山ありてOuiと頷くその姿にや
音楽のブログ記事
音楽(ムラゴンブログ全体)-
-
音ははたそれぞれなれどおのずから音域ありて音楽となり おもへらく日本は音を尊びて音域さして頓着えせず
-
日本人は踊らない。 特に、社会的な地位が高くなればなるほど、踊らない。ユングによれば、踊りは、満たされなかった性衝動の、代償行動であるという。 外国人に言わせると、日本人は全くもって、踊りが下手であるそうで、こう書いている自分自身にしてからが、踊りはまるで、苦手で下手である。 ウィンナワルツは有名... 続きをみる
-
「悪魔のトリル」という有名な曲がある。その題名から、どんなに凄まじい旋律だろうかと、その曲を聞く以前は、怖気させ感じられたものだったが。 実際に、聞いてみたら、どうということはなく、小悪魔的な女の子が、少し顔を覗かせたという程度であった。 それよりも、モーツァルトの音楽全体を、悪魔の仕業と見做す、... 続きをみる
-
ベートーヴェンが表現することに成功した、この言わば、精神の極致の手応えは、じつに確かなものなので、およそ、精神というものに少しでも、興味を抱くような人なら、この音楽に接して、何かを得られないということは、かんがえられないような音楽である。 ○ そうして、ベートーヴェンの生きた時代を思い合... 続きをみる
-
絵を見るより、絵の前で語る人の方が多い。また、音楽を聴くより、音楽をバックに語る人の方が多い ○ 絵を見て、黙る人は少ない。音楽を聴いて黙する人も稀である。詩を読んで黙る人はもっと少ない。
-
日本の自然はうつくしい ○ 重層的でありながら繊細 その上に強靱 そうして何よりも調和的 全体は、細部のため、細部は全体のために しかも、まったく作為を感じさせない ○ まるで、モーツァルトの音楽のようである
-
小説は善意のウソ ○ 人間はギリギリが好きな生き物 ○ 音楽 剥き出しの芸術 今は、録音技術が発達しているから、そんなに感じないが。音楽は、そこに、演奏家が居なければ、とても成立し得ない芸術であった。これほど、時空を共にする、いわば運命共同体のような芸術は、他に、演劇があるのみ... 続きをみる
-
国民皆保険の日本が、社会主義国ではないという不思議。だが、こうした政治用語は、単なる言葉に過ぎないと見て、差し支えない。何せ、北朝鮮という国は、名目上、民主主義国家に違いないから。 ○ ゴルトベルグ変奏曲 眠りのための音楽。ただ、グールドのアリアの孤独なつめたさ
-
<あるいは実験する自己> 自らを 近代文学で試し 中世文学で試し 音楽で試し 絵画で試し 哲学で試し 学問で試みる