テレビ消しスマホ止めれば自由なる時を怖れる現代人かな 暇あれど理由を付けて何もせず今日は深夜に雨の降りける
自由のブログ記事
自由(ムラゴンブログ全体)-
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表現の自由というはどんな意味誰に聞きても言葉を濁す あはれ蚊の飛んできたりし枕元 あはれ蚊を叩かずにおく夜更けかな あはれ蚊や叩きたくなし寄りけれど
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みながみな政治的なる言をなすオリンピックは政治なりしか アスリート政治に於いて自由なる自分の立場貫きぬべし コロナ禍や魑魅魍魎を出す初夏
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反体制送れば学びの自由とや学術会議独立知らず 学問は独立してぞ本物と言ふべきならん学術なんぞ 上中下あるいは右か左かはいかなるやらん人の在り様 柿日ごと赤くなりぬる散歩道
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「安心」という言葉は、英語にはないそうである。従って、「安心」に類する安堵という言葉も同じくないと推測できる。 安堵は、本領が保証されてこその安堵であった。一所懸命(今では一生懸命になっているが)の言葉の出処は、この本領を死守するために、懸命になることだった。従って、本領を保証もされないのに、一所... 続きをみる
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この書の題名には、少々不審に思う人が居るかもしれません。俳句という文芸には、解し方や味わい方まであるのか、自由に解し自由に味わえば、それで良いではないかというように。それも、もっともな考え方なのですが、俳句というのは、とても狭い道を行く文芸だということを、忘れないで欲しいと思います。虚子は、さらに... 続きをみる
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かなり、以前の話で恐縮だが、あるアイドルの女の子が不倫をし、テレビなどを騒がせたことがある。その報道で流された彼女の不倫の仕方を見て、それをわたしなりに言葉に直してみると、「わたしは自分の自然な恋愛感情のままに自由に行動したいの。わざとみんなにも分かるようにもやってみる。それの何がいけないの。」と... 続きをみる
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喜びはモーツァルトを聴くこと 時にふと誰かが聴いている モーツァルトの音楽に耳を澄ますことは 無上のよろこびである なんという絶対の新しさ なんという絶対の自然さ どこまでもつきぬける自由 流れ出して止まない無限のやさしさ きよらかな泉のようによどみを知らず溢れでる抒情 そうして 異様なまでの多様... 続きをみる