笑いは跡を残さない 悲しみは後からやって来る ○ 悲しみを詠んだ歌は記憶に値するが、 笑いに興じた歌は、そもそも、記憶に残らない ○ 笑いを好む現代の風潮 後に、何も残さない時代かも知れない ○ モリエールの諸作品は、芸術として認められているが、 落語が、芸術にならな... 続きをみる
笑いのブログ記事
笑い(ムラゴンブログ全体)-
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理屈という辻褄合わせ 感情というこころ 笑いというご破算 直感という引き金
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ドストエフスキーの「白痴」に、イッポリトという余命半年を宣告された、肺患病みの青年が登場する。 この青年は、人生に絶望し、小さな部屋に閉じ籠もって、思索し、ある想念に想到する。「人生に意味などない。」というのが、この青年が結論としたことであった。 青年は、自分が掴んだと信じた、この真理を、皆に伝え... 続きをみる
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それぞれに思うところは違えども同じ笑いを笑いたりけり 昨日今日打ちひしがれし哀しみを笑いに変えて堪えて忍ばん
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憂鬱は底の知れないものと知る蓋をするのは笑いなりけり 雪よりも真白き冬陽差し込みぬ 名も知らぬ冬鳥なれどうつくしき
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重厚で難解な著作の多いベルクソンの中では、比較的軽いと言ってよい論考ですが、ベルクソンの並外れた直観力と鋭敏な分析力が十分に味わえる「笑い」についての卓越した名著です。笑いの本源的な勘所を「こわばり」に見、この一見なんでもないように思える言葉を取り上げ、するどくたくましい分析力によって笑いの本質そ... 続きをみる