民主主義について、日頃かんがえていることを、少し、書いてみたいと思う。 民主主義政権が善で、独裁主義政権が悪だという、二元論的な図式には、わたしは与しない。地政学的な見方も、ひとつの視点というものを出ないもののように思っている。 わたしが注目したいのは、ある国が、国体として整っているかどうかという... 続きをみる
権力のブログ記事
権力(ムラゴンブログ全体)-
-
権力者権力に酔うおのずから人の理念に酔うがごとくに ダイヤモンド散らかるごとく春の池
-
ところどころマスク落ちたる夏の道 カラス鳴く夕暮れ時の蟬の声 おしなべて権威権力男持ち女はこれらにもっとも弱き
-
検察も権力握る人なるを人は政権ばかり目がいく ロッキード未だに晴れぬ疑念あり検察組織健全なりや 夏は来ぬアベノマスクは秋用に
-
ブリューゲルに、世界を自分の思い通りに動かせる人間が描かれている絵がある。じつに様々なタイプの人間が描かれた、ブリューゲルらしい、こまごまとしていながら、広い世界を感じさせる絵で、意外なことに、その独裁的な人間は、別の何でもないタイプの人間と同じ大きさで描かれている。傍らには、夫に隠れて不倫をする... 続きをみる
-
武士は、二君に仕えずとは、頼朝の作った武士の倫理だった。それでは、その前はどうだったかというと、平安期の武士たちは宮廷や荘園や寺社などを自由に雇われ歩いていたのである。 では、貴族はどうだったかというと、菅原道真が左遷されたときなど、その配下の者たちもすべて零落していき、清少納言も定子が権力争いに... 続きをみる