歴史は、人類の巨大な恨みに似ているという言い方があるが、今日の日本人ほど、先の大戦のことを、心底から、憎んでいる国民もいないだろう。 ○ イタリアでは、ムッソリーニの孫娘が選挙に出馬するということで、ニュースになったそうである。もし、ヒトラーに子供が居たらと思うと、ぞっとする。 ... 続きをみる
政治家のブログ記事
政治家(ムラゴンブログ全体)-
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忖度の元を正せば良い意味ぞ政治家たちは言葉を荒らす 若葉生えなほやわらかき緑かな 萌ゆること今はた意味を違えたり
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本を百冊読み給え みんなどうかしていると思うだろう 本を千冊読み給え そういう考えもあるかと思うだろう 本を一万冊読み給え 自分というものに出会うことだろう ○ 実験音楽 音楽は実験ではない ○ およそ政治家で、嘘をついて口が曲がったのは、田中角栄くらいである これは貴重なことである
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今の政治家の良く口にすることばだが、わたしはこのことばを、まるで信用していない。われわれは、良い政治を期待しているのであって、民意による分かりやすいなどというのは、二の次のことだと思っている。 これは、文章でも同じことが言えるのだが、分かり易くて良い文章というのは、天才的な才能を持った作家によるも... 続きをみる
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戦後を代表する総理大臣吉田茂は、第一級の政治家だったと言っていいでしょう。この書はその吉田と交友のあった今が、慎重に公平な視点で描いた等身大の吉田茂像です。著者の今は親友の小林秀雄から吉田のことを菊池寛と似ていないかと聞かれたとき、「うまそうな葉巻を吸っていたから、一本くれと言ったら、くれたよ。そ... 続きをみる
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あるとき、ある高等学校の生徒さんの作文を多く読む機会があった。それを見ると、彼らがいかに<結果>というものに心を蝕まれているかを痛感した。 彼らの作文で、よく出て来るテーマを圧縮してみると、努力→結果という図式である。ほとんど、これ以外は考えようがないというくらい頑固にこの単線の思考を繰り返してい... 続きをみる
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著者の白州は、政治家や実業家さらには百姓まで兼ねた人です。日本が太平洋戦争に突入する以前から、すでにアメリカと戦争するということを見抜き、敗戦経験のほとんどない日本は行くところまで行って、東京は焼け野原となって降伏するだろうということまで予見していました。百姓になったのは、日本は終戦後多くの物資、... 続きをみる