エッセイ 2回目の入院のとき <40日間絶食>
2回手術をして、2回入院した。その2回目の入院のとき、40日間何も食べなかった。その代わり、点滴注射で栄養とカロリーを補給したのだが、食事時の匂いの誘惑には、参ったものだった。
本当に、お茶と水しか口にしなかった。けれども、今思い返すと、40日間点滴のみで過ごせたのは、その点滴注射がじつに優秀であったせいであろう。
ただ、絶食中も明るかったので、こんな人滅多にいないと、他の入院患者から言われたものであったが。
思うに、現在の医療は、一昔前の医療と同じようなものと考えていたら、大間違いであるようだ。
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