感性のブログ記事
現代詩 知人の訃
その人は甲高い声で とある文章の是非を論じていた 眉を吊り上げ鼻の穴を膨らまし 性急にその文章の作者の不誠実を難じた その人にとって文章の難解はそのまま 作者の不誠実であった 論理の糸は単線で屈曲を欠き あちこちの壁にぶつかった 通念の鎧で覆われた感性は柔軟な動きを成し得ず 複雑に折り畳まれたニュ... 続きをみる
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