エッセイ 野菜ジュース考 <流れてしまう栄養>
テレビコマーシャルなどで、ジュースにした野菜やフルーツなどを、健康に良いと謳って、販売している。
そうした商売は、商売として成り立つだろうし、決して、それの邪魔がしたいわけではないのだが。
わたしは、以前の記事でも書いたが、カロリーや栄養は、人それぞれの吸収率があるというのが、持論である。
野菜や果物をジュースなどにしたそれらは、もちろん、人にも拠るが、ほとんどの場合、体内にあまり吸収されずに、そのまま体外に流れてしまうものなのである。
例えば、レモンジュースでビタミンCを摂るより、肉じゃがなどの固形のジャガイモから、ビタミンCを摂った方が、体内に留まる時間が、長くて、より、効率的にこの栄養素を自分のものに出来るのである。
よく、原形を留めている方が、よく、栄養素が摂れると言われるのは、間違いのないところなのである。
今の人は、ともかく、手っ取り早く、色々片付けたいと思うから、折角の栄養素を逃してしまうことになりがちである。なんとも、勿体ない話ではある。
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