四つ辻を燕五六羽舞い踊り 春の駅ハトちょこまかと足元に
Hideの俳句のブログ記事
Hideの俳句(ムラゴンブログ全体)-
-
雨の日や春来たれども欝屈す 水田や明るい春の空映し
-
虹かかり弦張る如き電線や 今日の一句です。
-
葉桜や散り行く花の名残かな
-
にわか雨いつのまにかの春の空 ガッシリと他を寄せ付けぬ松の針
-
だんだんと色付く春の農園や *今日はこの一句です
-
ふり仰ぐ星のかたちや初燕
-
ペチャクチャと声甲高き初燕 ※今日は、この一句です。
-
浮かぶもの何もなけれど春の空 ※今日は投稿のみです。
-
今日は早アシナガバチの姿見ゆ ※今日はこの一句です。
-
-
まだらなる残躯のごとき桜木や 梢にはなお散り果てぬ桜かな
-
花散ってスタートしたる今年度 青空の下なる桜吹雪かな
-
桜吹雪撮らんとすれど難しき ※今日はこの一句です
-
華やぎやここ両日の桜かな 気が付けば花は盛りを過ぎにけり
-
春の日をなんだかんだで寝て過ごす 満開の桜の下の憂鬱や
-
溜め息を吐くことありて花を見ず
-
春なれば動き出だせる生き物や ※今日はこの一句です
-
春なれば今日一日を寝て過ごす ※ついさっき起きたばかりです
-
花待てど屈託したる胸の内 ※今日はこれだけしか浮かびません
-
今冬の電気代ちと高過ぎる ストーブの要らぬ季節の恋しけり
-
-
花に霜季は緩やかに変わり行く 梅が香の古めかしきを知る人や
-
隣家より少し古風な梅が香や ※今日はこの一句です。
-
梅の花さきに香りの届きけり 梅が香に立ち止まれども花を見ず 立ち込める梅の香見れば十余輪 ほのほのと昭和を思ふ梅が香や
-
見上ぐれば枝の先なる梅の花 庇より顔出だしたる梅の花 鳥啼きて幾度も見上ぐ春の空
-
黒山の向こうに聳ゆ雪山や オリンピッククルクルクルクルスノーボード 梅の花昭和の香るごとく咲き 在りし日の昭和を思う梅が香や
-
雀の子向きを違えず顔並べ 日本は重たき雪に覆われて
-
ヨーヨーの上手き子たちや新学期 遅き朝いつまでかぶる蒲団かな
-
冬なれど山の見えざる曇り日や 行く秋やアコーディオンの鳴る町に
-
遠き山雲隠れせし春一日 風に割れる雲輝かす冬陽かな
-
曇なれど良き日なりけり春近し 極楽という名の町を春散歩
-
-
咳一つオミクロンかと疑ひぬ ヒヨドリやカラスの下に止まりけり <秋> 見上げればうごめいておりカラスの巣 <春>
-
寒風の少しゆるみてカラス鳴く ※今日はこの一句です
-
今冬は驚かされし電気代 二槽式かじかむ指を堪えてむ
-
事故ありし通勤路なり冬鴉 どこまでも真っ直ぐな道冬の道
-
雪の日やみなそれぞれに閉じこもり 東北や真白き雪に閉ざされて
-
日本は巨大な寒気に覆われて かじかんだ指にもスマホ反応し
-
雨止んで町輝ける冬陽かな 雪やみて光散らばる朝の町
-
初雪や家を飛び出す子どもかな 寒風のその直中を飛ぶカラス
-
かじかんだ指の先なるスマホかな 雨止みて雪となりぬる夜の町 ※このところ俳句ばかりが浮かびます
-
年明けて自損事故せし弟や ※実話です
-
年明けや神社の水のきよらかさ ※今日はこの一句です
-
冬の鳥真っ直ぐ空を飛んで行き 予め計を立てたる年はなく
-
年明けていつもの宮に向かふわれ 年明けて何処に行くや我が思ひ
-
正月や晴れ渡りたる三が日 磨かれてぬっと立ちたる春の句碑
-
浄水場排水ぬるくカモ集う ※今日は、なんだかんだありしまて、これだけです。どうぞ、悪しからず。
-
季節やや踏みとどまりて夏めくや 狂い咲きしたる桜の恥なりし
-
列島をかすめて通る野分かな 横たわる銀河を見たし佐渡島
-
燃え盛る千筋のごとく曼珠沙華 曼珠沙華追い詰められしごとく咲き
-
苦吟せど句は出来ぬなり秋深み このところ秋深まれど句とならぬ ※無理やりの二句です
-
平凡な雲連なりて秋日和 どこまでも青き空かな蟬の鳴き ※今日はこの二句です
-
秋の鳥するどく窓を横切りぬ ※今日は一句しか浮かびませんでした。
-
この秋は雨に悩める甲子園 赤とんぼ風に向かいて浮くごとく
-
大雨の警報なれど空は晴れ 警報や雨の切れ目の虫の声 雨なれどときにしみ入る虫の声
-
中日本初冠雪の便りあり わが思い知る人何処年の暮れ ※今日は、これだけしか浮かびませんでした。
-
行動をいかに尊ぶ世なりとも立ち止まるしかわれは知らざり 時は金資本経済もたらせるかかる思想の部分真理や 立ち止まりものをよく見てかんがえる別の情景開くさま見し 黒き山その向こうなる青き山
-
罪と罰読みしと聞かばマンガでと答えし男虚ろなるかな カラマーゾフ読みしと訊かば大審問のみと答ゆる悲しかりけり 梅雨間近さかりのついた猫の声
-
フェルメールカメラのごとき目を持ちて歩き回れりネーデルランド ブリューゲル人は人にて神ならずどの人見てもただの凡人 胡蝶蘭乳房のごとき佇まい
-
禅僧のいまわの言葉「死にとうない」これぞまごころ尊かるべし 異国にてジーザス思うゴーギャンの背には海より夕日の当たり 曼珠沙華捨ててこそ咲く妖しさよ
-
この世界誰もが同じコロナ禍にあえぐと見れば不思議なりけり 貧富問わず老若男女等しくもコロナにあえぐこの世なりけり 夏草やコロナと聞かぬ日はなきを
-
モーツァルトもっとも暗き388裏の世界を覗くがごとく 曼珠沙華悪魔と詠みし女かな 春は宵深く抉るはモネなりき
-
やわらかき女の肌をルノワールもの言うごとく幸福なりや ベラスケス絵画は別の時を刻む彼の時代に居合わせるごとく 透き通る氷の笑みやジョコンダの
-
よどむことまるで知らざるモーツァルト夜想曲さへ日の当たるごと セザンヌや厳しき線をグラジオラス 祈りつつガンジーを描く滝の音
-
ただならぬ気配ありけりゴッホの絵裸の心震えるばかり 本質を抉るはうまきピカソなれど壊れたままを表しおりぬ 見事なり春風の吹くモネの絵や
-
抱く愛は禁ぜられたりウイルス禍何によりてか愛を示さん 今の世に「わたしを抱ける」と訊く女魔性なれども切実なりき ウイルスは何を変えるや杜若
-
子どもならばケンカも仲の良きものを大人同士は始末に悪き うな垂れる球児の親やカキツバタ 遠雷やキナ臭き風吹き渡り
-
検察も権力握る人なるを人は政権ばかり目がいく ロッキード未だに晴れぬ疑念あり検察組織健全なりや 夏は来ぬアベノマスクは秋用に
-
吹く風のおのずからなるしずけさやコロナ禍なれど染み入るごとし コロナ禍やしばらく月も星も見ず コロナ禍にてカルロス・ゴーン忘れ草
-
たださへに苦しみ多きこの世をば何故にウイルス覆い尽くすぞ くしゃみしてコロナ疑う夜更けかな 立ち止まりしばらく見入る夏の花
-
太陽の陰画のごときウイルスよ汝はぜんたい誰の子なりや 試練なり試練なりけり人の世にまことありやの試みなりし カキツバタ久しく会はぬ人思ふ
-
獣より放出されしウイルスの悪魔的なる激甚災禍 コロナ禍や気付けば立夏通り過ぎ この日本どうしようかと夏は来ぬ
-
極微なるウイルスなれど底知れぬ威力を持ちぬ人類は嘆く 人類を試みたるやウイルス禍気持ちを塞ぎ生活を変える カリカリとする人々の顔ばかりウイルス何を望まんとすや ウイルス禍知らぬ顔してツツジ咲く
-
人類に一休みせよと教えしか新型コロナ脅威なれども 本物の手応えありや否やかはまっすぐに見る眼<まなこ>にこそあれ 歩道脇赤白ピンクの躑躅かな
-
人々は離れて暮らす仕儀となりぬウイルス何を教えんとすや 満開の桜見上げるガードマン 令和二年桜の下の閑かなる
-
からだ病み頭は濁り定かならず夢ばかり見し我が身なるかな 世界中コロナ禍なれど桜花 舞い上がる桜吹雪の高さかな
-
こんこんと湧き出づるものは無けれどもとつとつとして文を綴れり この度も寝てばかりいるお正月 「生きとし生けるものは神聖なり」 ウィリアム・ブレイク
-
学問を究めし友の真の嘆き何にも増してうつくしきかな 一人居の部屋にて面を叩きけりわが愚かさを忍び難きて 願い多き年始めにて句作りや
-
堕ちてこそ這い上がる期もありにしを安吾は遠くなりにけるかな 哲学をむなしと言わば皆虚し生きてあるこそ哲なる道や さまよふてなほさまよふて年は明け
-
人生はこんなものと思い遂げど悟り切れなき我が身なりけり 悟りとは常に傾く心をば平らにならす手段なりしか 散らかりてやがて消え去る小雪かな
-
早々に年は明けたり令和二年 昨年も今年も試練の年なりやどの年見ても試練なりしが
-
はてさても名を尊びぬ儒教なれども老荘の説もなかなかなりき 文筆はいかにも偉きルソーなれど為すこと見れば小人なりき 山肌のくっきり見ゆる秋の朝
-
散らかりてさらに流るる紅葉かな 街路樹の黄色に染まる佇まい アメリカにいとも無邪気な男ありダミ声侘しきかのボブ・ディラン
-
あそこまで行ってみようよ小春日和 思い掛けず雪山見ゆる通勤路 突くところ他になきかは桜の会 かわるがわる朝の積雪見に行くを湯沸かしながら見ている私
-
蹴つまずく出しっ放しの扇風機 おしなべて日本の秋は気まぐれや 紅葉を待ちわびる日のあたたかさ うつつ世に小春日和の幾日かあると思はばうれしかりけり
-
どんな鳥居るかどうかを見に行けば山崎川は護岸工事や 白の絵の具落とせるごとく秋の雲 山々は紫立ちて秋日和
-
おしなべて秋は短くなりにしを日本の四季は順を外れず PCに振り回されて秋日暮れ 地下鉄や隣は本を読む人ぞ
-
両隣りスマホをいじる人ありてわれはぼんやり車窓を眺む 時により空調の風身にしむや 山肌の間近に見ゆる秋日和 街路樹の木の実はみんな鳥のもの
-
食べられる木の実かどうか知らねども食欲そそる赤さなりけり 人間はどこでも良いが行く場所が無くては適わぬ生き物なりき 身にしみる言葉ありけり罪と罰
-
霧雨や雨降ることを好む人 実りけれどなかなか刈らぬ稲穂かな 人間は持ちつ持たれつ何事もかくのごときを自他共という
-
本を読む人の背表紙気になりぬ秋深まりし地下鉄の中 この秋や清流となる山崎川 都心部に清き川あり桜紅葉
-
雨風の強き日なれど即位の礼陽が差し込みぬ式の終わりに ブログ村お世話になりて二年半いい人いっぱいムラゴンブログ バス停や金木犀の香り立つ 即位の日雨降りやみて虹かかり
-
天災を日本は皆で受けとめぬやまとごころしうるわしきかな 山肌のわずかに見ゆる霞かな バス停や鳩の啄む木の実かな
-
日本とはなんと災害多き国やそれでも生きるこの国でこそ そこここの街路樹秋の実をつけぬ 秋の暮れ更地となりし宝石店 名の知らぬ木の実なりけり名古屋駅
-
災害のいかにも多き国になれどわれは日本をこよなく愛す 災害に呼び覚まされしやまとごころ復興に向け動き出づる 人々は頼まれずとも動きけりやまとだましい持ちゐたるに 日本や再び晴れの日を見せよ
-
明日来たる野分弱まれ南無三尊 神仏に祈るばかりや野分来る 台風のエネルギーとは如何ばかりいにしへ聞きし核の百倍
-
いきほひの猛烈なりし野分来たり日本祈れり逸れなむことを コロコロと天気の変わる秋一日 カレンダー薄くなりぬる神無月
-
金もいらぬ命もいらぬ名もいらぬそのまま生きた西郷隆盛 人として桁外れなる西郷の器をおもひ秋は深まり 自販機にようやく赤の「温」灯り
-
狙い撃つごとくに野分首都圏へ 中枢の電気を断ちし野分かな あらためて電気の大事思い知る今の世なれば他人事ならじ
-
ジーソミア日本憎しと捨てたれどアメリカのこと忘れておりぬ 先の読めぬ文政権にアメリカのしっぺい返しは必ず厳し 怖いもの知らずの文の踏みし尾は誰なるやらんアメリカなりし 外交の無礼を犯す文在寅アメリカ決して黙認せぬに 文政権命数決まる葉月かな
-
しばらくは残暑の続く列島や アメリカを怒らせること得ならずフセインしかり文またしかり ジーソミアいかに大事と諭せども世論気にする文在寅かな
-
ひとしきり雨降りやみて虫の声 米中の覇権争いそのままの大迷惑なる貿易戦争 一度置きし石取られまじ文在寅国傾けど民嘆けども