そこはかとなき思ひあり秋風のおのずからなりこころに沁みる 秋の夜窓より風のまたぎ来る <改> 秋風の散らすと見ゆる鳩の群れ ※春風の吹き散らすらし悩みごと <改>
悩みのブログ記事
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秋はまた空きと云うべしたとふれば空よくものを入れるごとくに 秋なれどわが食卓の貧寒さ 秋風の吹き散らすらし悩みごと
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ふと過ぎるあの日悩みしかの問いは今顧みる軽くなりやと 梅雨の晴れ間散らかるごとく白き雲 梅雨の晴れ間雲おもしろく層を成し 梅雨末期空一面の茜色
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心掘る仕事ばかりを四五十年続けたりしかひとり遊びに 年月を隔てて見ればあの日より女のことで悩みたりけり 寝不足の頭つんざく蟬の声 鉄骨の部屋に響けり蟬の声