エッセイ これからはインド <経済発展国>
わたしは、三十年ほど前は、「これからは中国だ。」と盛んに言っていたものだが、もう、中国の経済発展は、色々な事情から、見込めないような状況になりつつある。
強権主義が、大きな力を発揮した時代もあったが、それも人々が夢を見ることが出来た時代の話であった。優秀な大学を卒業しても就職ができず、20%の若者が失業している状態である。経済だけではなく、色々な面で、頭打ちのようになっている。
現在、人々の不満をガス抜きしようとする政策は、あまり見られず、むしろ、超強権によって押さえ込もうとしている。これは、尋常な状態ではない。
その一方、インドでは民主主義の政体を維持し、人口が増加しつつあり、ITなどへの新技術についての人材も豊富である。
ハッキリとした青写真は、描けている訳ではないが、かなりの可能性を感じる国であることは、疑いない。
これからはインドであろう。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。