エッセイ 考えるということ
「考える人」はロダンで有名だが、わたしは「半跏思惟像」の考えている姿の方が、好きである。 ロダンの像からは、思考の力と苦悩いうものを思わせずにはいないし、それがなんらかの焦点を結ぼうともがいている様がよく感じ取られるのだが、半跏思惟像の方は、仏像ということもあって、焦点は常にピタリと合っていながら... 続きをみる
Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春
文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正
「考える人」はロダンで有名だが、わたしは「半跏思惟像」の考えている姿の方が、好きである。 ロダンの像からは、思考の力と苦悩いうものを思わせずにはいないし、それがなんらかの焦点を結ぼうともがいている様がよく感じ取られるのだが、半跏思惟像の方は、仏像ということもあって、焦点は常にピタリと合っていながら... 続きをみる
この「おすすめ本」に入れるかどうか迷う本ですが、やはり、取り上げましょう。リルケはドイツの詩人です。ロダンの秘書を務めたこともあります。リルケは、何よりもネガティブなもの、殊に夜をこよなく愛しました。「闇の詩人」と言ってもいいでしょう。この「マルテの手記」の毒は強烈です。リルケ自身が、マルテの心情... 続きをみる