Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春

文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正

アイデア 味噌のこと 2&補足 <フリーズドライ>改版

前の記事で、味噌のことを書いたが、あたらしいアイデアが浮かび、また、若干説明が必要だと思い、再度、書くことにしたい。


赤みそは血圧が下がる効果が見込め、しかも塩分濃度が低く、また、赤みその中でも、特に八丁味噌は、その効能が高い。(ちなみに、八丁味噌は二年ほど、経年期間を要する。)


それと、これは東海三県の人には、常識なのだが、赤みそは赤みそだけではクセが強すぎて、食べにくく、米みそなどの白みそを加えるのだが、この味噌のことを「赤だし」と呼んでいる。


字面から誤解されやすいのだが、出汁が入っている味噌ではないので、お間違いなく。確か、役所からの通達で、出汁入りのものは、「出汁入り」と表記しなければならないので、間違いはないのだが、赤だしの方は、表記そのままなので、紛らわしいのである。



それで、アイデアなのだが、ご存知の通り、味噌はみそ汁などを作るときに、鍋などで溶かそうとすると、とても特溶けにくい。専用の器具を使わないとダマになってしまうものである。


そこで、思いついたのだが、八丁味噌を使ったフリーズドライの商品は、値段が高いながら、すでにあるのだが、赤だしなら赤だし、赤みそなら赤みそのみの、出汁や具材の入っていないフリーズドライ商品は、まだ、ない。


これも、また、引き算の発想ということに、なるのだが、出汁や具材の入っていない赤だしや赤みそのフリーズドライの商品を出してくれないだろうか。出汁や具材を入れる手間を省けば、値段はもっと抑えられるはずだし、なんと言っても、フリーズドライの味噌は、お湯に溶けやすい。


先回の記事で書いた小分けも、とても容易い、どうであろうか、メーカーさんは出してくれないものだろうか。


※現在、昔からの意味での八丁味噌と言える味噌を造っている会社は、二社しかないのだが、その中の一社が、フリーズドライの赤だしの商品を出していて、じっさい、買って食べたら、これが、じつにうまいのである。「カクキュー」という会社の「赤だし」と「八丁味噌のお味噌汁」というフリーズドライ商品だが、興味がある方には、お試しにもよく、とてもオススメである。(ただ、後者の方は、八丁味噌100%で、上に記述したように、味はすこし落ちる感じがする。)すこし値段は張るが。味は、深くコクがあり、若干の、ほどよい苦みと酸味がある。関東地方など、他の地域では、売っているだろうか。分からないが。
もちろん、カクキューで出している生みその赤だしも、抜群にうまい。


わたしは、食べ慣れているから、良いのだが。白みそなどを食べ慣れている人には、最初の内だけだが、若干の違和感を感じるかも知れない。じつは、カレーやシチューなどによく隠し味で使われるのが、この八丁味噌なのである。


健康と食との両方に、こだわりたい方には、特におすすめです。ちなみに、八丁味噌は、天然のサプリメントとも言われています。


※急いで、付け加えて、書いておきますが、わたしは前記の会社の回し者ではありませんので、念のため。