現代詩 四季2
虫が
腹に滲みて鳴く夜
薬を三粒飲んだ
夜風がそろそろと入り込む
久しぶりの夜の秋
友の電話はきれいな声をしていた
もうすぐ牡蠣が食えるだろう
気の早い山国の楓は
もう紅葉しているかもしれない
四季は
年を取らない幼馴染みのような顔をしている
腹の虫が鳴り止み
頭が少し冴えたとき
思想を潰したら
酸っぱい中身が出てきた
虫が
腹に滲みて鳴く夜
薬を三粒飲んだ
夜風がそろそろと入り込む
久しぶりの夜の秋
友の電話はきれいな声をしていた
もうすぐ牡蠣が食えるだろう
気の早い山国の楓は
もう紅葉しているかもしれない
四季は
年を取らない幼馴染みのような顔をしている
腹の虫が鳴り止み
頭が少し冴えたとき
思想を潰したら
酸っぱい中身が出てきた
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