現代詩 四季
比喩ではなく
地表を癒していく大きなやわらかな手
春
犬が小川を泳いでいる
無限がそそり立つとき
人々はまなざしを上にあげる
夏
木陰には蟻の巣がある
時間は旋回し
銀河に軸が通される
秋
公園のベンチで思想が成熟する
無意識の底に沈んだ記憶
美しい人々の足音が聞こえる
冬
時おり木枯しが吹く
比喩ではなく
地表を癒していく大きなやわらかな手
春
犬が小川を泳いでいる
無限がそそり立つとき
人々はまなざしを上にあげる
夏
木陰には蟻の巣がある
時間は旋回し
銀河に軸が通される
秋
公園のベンチで思想が成熟する
無意識の底に沈んだ記憶
美しい人々の足音が聞こえる
冬
時おり木枯しが吹く
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