人物画「小林秀雄」2 鉛筆画 <画像処理>
21才の時に描いた文芸評論家の「小林秀雄」です。現在の歳に至るまで、敬愛することをやめていません。
本でしか知りませんが、よい人に私淑したものだとつくづく思っています。この人の全集は2つ持って、全部読んでいます。今まで、主要な著作は、何回読んだか知れません。
わたしは、ぜんたいに、批評家と人種を好みません。ですから、最初はひどく反発したものでした。特に、「罪と罰について 2」の論考は。けれども、実際読んでみないと分からないと、最後まで読んだら、日本にこれだけの人がいたかと驚いたものでした。
小林秀雄は、一般に、文芸評論家と呼ばれてはいますが、これは本人がそう名乗ったからという訳ではなく、書いたものを他の人が見たら、批評だということで、批評家と言われるようになった。わたしは、何々家という人は、そういう人しか信用しないようにしています。特に、批評家という人種には、そういう目を向けます。
ちなみに、絵は、鉛筆で描いたものを、PCで画像処理したものです。画像処理したのは、その絵がどうしても、自身で腑に落ちなかったからです。

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