民主主義とは理念ではなく、一つの政治形態として、留まるべきである。

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すべてが平等
この理念は言わば宗教であって、政治理念であるべきではない。

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宗教がそうなり易いものであるように、絶対的な原理とすることは、避けるべきである。

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日本の民主主義と欧米の民主主義とでは、雲泥の相違がある。

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同じ民主主義という言葉を、使っていることさえ奇妙なくらいである。どちらがいいかとは言えないが、明らかに相違することを思い見るべきである。