歳末を一人で過ごすここ十年 人間はきれいなものを見たがりぬ男女の違いそこにはなきを ※皆さん、良いお年を
2022年12月のブログ記事
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モーパッサン 若い女性 「その心は疑い深く、頭はよく働き、勘が良い。」 アラン 手相 「魔法使いに、手の内を見せることはない。」 ベルクソン 人類 「人類はまだ、自分の未来は自分次第だということを、知らないでいる。」 ドストエフスキー 人間 「人間は、どれだけ複雑に見えようと、根は単純なものである... 続きをみる
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ドストエフスキーには、芸術しかなかった。言わば、そこまで人間として追い詰められていた。トルストイは、芸術以上のものを欲した。人間として、ドストエフスキーより遙かに格が、上だったこともある。 ○ 芸術以上のものとは、宗教であり、思想であった。 ○ 東京裁判 正義に名を借りて、人間... 続きをみる
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わたしは、文章を書くときに、よく読点を使う。それも、自分で独特の使い方だと思っている。 例えば、文の終わりころ、短い動詞の前に、読点を置く仕方は、わたしの独創ではないかと、思っている。 つい最近のことだが、ネットで、このわたしの読点の置き方を、真似している文章に、出会した。 わたしは、良く本を読ん... 続きをみる
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わたしは中学生の頃、この書の言葉を、ほとんど金言扱いにして、読んでいたものである。兄貴たちの影響から、抜け出せていないときだった。 有名な、マッチ箱と人生とを絡めた警句などは、当時のわたしの胸に強く響いたものだったが、今、振り返って思うと、何と、すかした斜に構えた言葉だろうと、当時の自分の心持ちが... 続きをみる
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そういえば、あれほど教育界で勢力を誇っていた、日教組なる団体は、どうなったのであろうか。 評論家の亀井勝一郎の名前は、とんと聞かなくなった。 マルクスを、世界でもっとも影響のあった学者としたのは、イギリスの国際学会だそうだが、一体どうした了簡であろうか。 ミャンマーの内戦はどうなったであろうか。 ... 続きをみる
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次世代のスマホに換えるクリスマス ※今日はこの一句です。
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初雪や名古屋その日に消え行けり 人生は人それぞれの取り分やクリスマスの日かく思ひたる
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人間は、生きているだけでは足りなくて、何よりも、生きているという実感を欲しがって止まない、不思議な生き物である ○ 生きているという実感 これは、さまざまな形をとるもので、時には、悪徳にさえなる ○ 生きがいが、見つかった人は幸運である ○ 大概は、生きがいというもの... 続きをみる
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冬の日や御嶽山のあらわれる 冬の雨帰りがけには日の差しぬ
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気がつけばハクセキレイがすぐ脇を 臨み見る遠き高山雪かぶる
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よく思うのだが、関ヶ原の合戦は、何故に、ほぼ日本の真ん中で行われたのか。 源平合戦のときは、平家は、下関まで追い詰められている。もし、歴史というものが繰り返されるものであるなら、同じようなことが起こっても、宜しかろうに、関ヶ原の戦いは、どうしたわけか、日本の真ん中である。 歴史家という人々は、年代... 続きをみる
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わが町を冬の霧雨包みけり 着ぶくれて悪友目ざとく指摘せり 熊本に雪降るらしき予報なり
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これは、やや高度なことばの使い方であるが、詩や短詩型や絵などを創作するような方は、覚えておかれると良いと思うので、少し書いて見たい。 たとえば、こういう言い方をするとする、 しなやかな生き方 簡潔で、一見、良いように見えるが、じつは瑕瑾がある。ことばの意味というものに、頼り過ぎている言い方なのであ... 続きをみる
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歳末や喪中はがきが五六枚 詩のごとき風景なりぬ残し柿
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桜桃忌季語という語のゆかしさよ 「夏」 親鸞忌われは宗派にあらざれど
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冬の朝大きな池をカラス舞う とくちょうのある声なりし風邪引く子
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一葉忌思ひを寄せる人ありぬ 山なみの稜線のみの見ゆる冬
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興に乗り句をひねりたる冬半ば 鳴き交わすハクセキレイや三河駅
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残り柿つついておりぬ雀かな 新鮮な朝の空気や霜降りて
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空は空空より他の言い方なし仏教独自の観念なれば 羊雲やや乱れたる初冬かな
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小学三年の頃と、覚えているが、社会で日本史の授業があった。その頃、わたしは、自分の国の歴史というものについて、漠然とした敬意を抱いていた。 現代でも今なお、語り継がれている過去の人は、どんなに偉かったことだろうと、かんがえていたりしていた。 そこで、その歴史教科書を読むと、「誰それが誰それを憎んだ... 続きをみる
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あはれ蚊を叩かずにいてうるさけれ 道もまた和語なりけるが中国の根元思想そのままなりし
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電車内革靴増える冬来たり さとりとは和語なりけるが仏教のことばとなれり不思議なりけれ
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耐熱のマグカップをば探せども近くのスーパー売っておらざり このところ生活臭する短詩型たまには良きか風情無けれど
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コンビニを飲み比べては食べ比べコーヒー7おにぎりファミマ 飛び起きる九時の時計にはた目覚め今日は遅刻と急げど夜や
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Windowsグレードアップするごとに使える機能少なくなりぬ 冬来たり窓にびっしり結露かな
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糠漬けを食べたる冬の調子よし 納豆を欠かさぬ日々の冬に入り
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振り返るには早過ぎる 懐かしむには近過ぎる 恋愛は個人の狂気 戦争は人類の狂気 実験に明け暮れた 二十世紀 大河は流れる ここから果てなど見えはしない 流れて行こう どこまでも
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人前で喋る仕事に就きたらば思はぬ自分出で来たりけり この年は紅葉の名所いかならん尾張はまるで見どころなし