空自身に意味はない 〇 空を観ずることに意味が現れる 〇 仏教は徹底した批判的宗教である 〇 認識において、釈迦の右に出る者はいない 〇 空は釈迦の巨大な発見である 〇 最新の物理学は、仏教と深い連関があるという、だが、科学の目は、けして、人間の目... 続きをみる
宗教のブログ記事
宗教(ムラゴンブログ全体)-
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ドストエフスキーには、芸術しかなかった。言わば、そこまで人間として追い詰められていた。トルストイは、芸術以上のものを欲した。人間として、ドストエフスキーより遙かに格が、上だったこともある。 ○ 芸術以上のものとは、宗教であり、思想であった。 ○ 東京裁判 正義に名を借りて、人間... 続きをみる
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悔しきは安倍失えりことなりき他の誰やは代わりとなりぬ 国葬や右か左か知らねども吉田で終わる義理はなかりき 宗教をいかに知らざる人多き日本確かに格別な国 国葬を執り行うは行政や吉田のときとて事情は同じ 山上は鑑定留置となりにけりよくよく見ればおかしな男 小さきや森加計桜マスクかな民主政治に君子は要ら... 続きをみる
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江戸時代の人々は、地獄などというものを信じていなかったと言われることがよくあるのだが、これは、人々が、宗教的に啓蒙されたからというわけではなく、江戸時代に、国教として採用された儒教は、死後生について何も語らない教えであったことに由来するのである。 儒教は、おもしろい教えで、全人的であることは宗教に... 続きをみる
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宗教と政治の絡み如何せん祖師常に受く政治迫害 信仰の何かを知らぬインテリの毛嫌いしたる宗教なるや
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おしなべて原理理念を好むもの宗教政治教育法人 厳罰化ひき逃げいくら増えたやら人の心を知らぬ法律
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日本人との上手な付き合い、政治と宗教の話には、深入りしないこと ○ 日本人は、一見、温和に見えて、中身はどうして、芯の強い人が多い、これは、慶賀な事で、そう易々と、一方的な主張には靡かない ○ 参院選が近づいているが、わたしのところには、選挙について、あれこれ言って来るような人... 続きをみる
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旧約聖書はあら削り ○ 新約聖書は行き過ぎ ○ コーランは中道を目指す ○ わたしの読み方 コーランは旧新聖書よりももっと、論語に似ている。 その信仰のあり方を除いては。
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日本人の不思議なところは、思想転向と宗旨替えでは、圧倒的に思想転向の方を重視し、宗旨替えは、ほとんどファッションを変えるくらいにしか考えていないところではないかと思っている。 結婚による宗旨替えは、特に、女性の方は当たり前なものとして、慣行されているし、宗教がどうだからという理由で、結婚が破談にな... 続きをみる
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においに敏感な人は、往々にして、自分の放つにおいには気が付かないものである ○ 何気ない会話の折り、言葉の針で、一度は相手を刺さないと気が済まない人 悪い性格 ○ 宗教を生理的に嫌いだという人は、多くの場合、宗教的な素質を多量に持っているものである 絶対に対する強い憧れがあるか... 続きをみる
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キリスト教は罪人のための イスラーム教は貧者のための 仏教は世捨て人のための 道教は隠者のための そして 儒教は世人のための だが、儒教は宗教ではない
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民主主義とは理念ではなく、一つの政治形態として、留まるべきである。 ○ すべてが平等 この理念は言わば宗教であって、政治理念であるべきではない。 ○ 宗教がそうなり易いものであるように、絶対的な原理とすることは、避けるべきである。 ○ 日本の民主主義と欧米の民主主義とでは、... 続きをみる
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武士道は、歴史的に見て、非常に発展性のある思想である。これは格別なことといって良く、世界的に見ても稀な思想と言って良いようである。 思想というものは、深くそれを考察するとき、原点に戻るのが本来である。キリスト教でもイスラーム教でも仏教でも儒教でもその原理は変わらない。言わば、最初にすべてが所与され... 続きをみる
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※この記事には、禁忌に属する事柄が少し含まれています。苦手な方はお読みにならない でください。 人間の深奥にある「信」の心は、神や仏などの絶対的な存在におくべきであろう。 これは昔から変わらない事柄である。 横道に逸れるが、日本では無宗教を標榜して、平気な顔をしている人がいるが、これは日本独自の... 続きをみる
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ムハンマドは40才まで、勤勉な商人として働いていました。あるとき、神の啓示を受けコーランを書きはじめました。イスラーム教は、日本から心理的に最も遠い世界的宗教ですが、信者は世界で17億人以上を数えます。コーランは、ムハンマドの口を借りて直接神が語りかける体裁をとっています。ムハンマドというまったく... 続きをみる
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数年前のことだが、ある宗教的な人と偶然話す機会があった。宗教的とはいっても、わたしより年少の、どこから見ても平凡なサラリーマンという男性であった。 それで、その人は親鸞会に傾倒していたのだが、自分の生活をすべてなげうって、そこに所属し、信者を募っていた。 その人の言うには、自分が救われるということ... 続きをみる
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閑話休題 あまりに、当たり前なこと過ぎるので、閑話休題として書かせて頂くことにしたい。 まず、現今、タバコの受動喫煙の害というものが取り沙汰されている。ある統計(統計というのは、実は、たいへん恣意的なものなのだが)の推計によるとほぼ1万5千人が肺ガンになるリスクを負っていると言う。 それで、もしそ... 続きをみる
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以前、日本人の女性の平均寿命が下がったというニュースを見て、興味が湧いた。それで、その原因を調べてみると、20代の女性の自殺が一番だという記事を見て、NHKに寄せられている自殺願望の女性たちの投稿を色々と読んでみたことがある。 すぐに感じたのは、こうした彼女たちの要求に応えられるのは、超人的な、い... 続きをみる
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アダムとイブの物語が載せられた有名な書物ですが、この書物を最後まで読み通した人は少ないことでしょう。聖書は神話ではありません。神話はその民族の永続を願って作られるものと言っていいのですが、聖書の神は、そのイスラエルの民に、もしあなた方がわたしの言葉に背くようなら、わたしはあなた方を滅ぼし尽くすであ... 続きをみる
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道元禅師の弟子懐奘が、師の言葉を採録した書です。懐奘は道元よりも年長なのですが、真摯に師の言葉を書きとり、その為人に肉薄します。この書には、現代のわれわれの心をじかに打つものがあります。道元の開いた永平寺の修行は有名ですが、その修行は実は普通の人間が、修行の心構えを持ち、それなりに我慢すれば、誰で... 続きをみる
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芸術上、あるいは宗教上に伝えられるものとして、秘伝というものがある。禅の教外別伝などは次元の違う考えで、混同してはならないが、この秘伝というものの正体はそのほとんどが俗なものと言っていい。 能にも秘伝がある。このことは世阿弥が風姿花伝の中で、はっきりと書いているが、芸の妙味というものは、能に通じて... 続きをみる