饒舌な人を好まないように、饒舌な詩は好まない ○ 人が打ち立てた壁は壊すことができる だが 神が打ち立てた壁は壊し得ない ○ 詩は、神や死に通ずるものでなくては、意味を成さないもののようである ○ フロイト「夢判断」 緒言「天上の神々を動かし得ざりば、冥界を動かさん」... 続きをみる
夢のブログ記事
夢(ムラゴンブログ全体)-
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H3見果てぬ夢を春の月 声すれど名前分からぬ春の鳥
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活躍という場 変化という無秩序 夢という萌し
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さんざんな一日過ぎて寝べき頃いかなる夢の待ちけることや 梅雨末期土砂降りの日の繁き頃 梅雨明けや季節が一歩進むとき
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現代科学は物質的な絶対性はあると、証明したかに見える では、心的な絶対性はないと、なぜ、言い切れるのだろうか ○ 広々とした空虚 わたしはそこにどんな夢を紡ごうか
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われは思う謎めくほどに魅力増す人とはかかるものにてあらむ 人生の謎に出会いていかならむ外なる問いにわれは関せず 陶酔や覚めて夢見し曼珠沙華
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人生をむなしと言はば如何せん人には人の夢ぞありける 詩では食えぬ事知りけれど詩を書きぬ書かずに居れぬ人のあはれを 雄大な青空なりき積乱雲
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試みや思想を歌に載せんとす愛という海性という闇 詩人とは春の心を持つ者や夏来たりしも冬来たりしも 身は病んで果てなき夢を月高し
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ものがなしい夢から夢へと 人々はさまよう アスファルトは雨に濡れてさらに黒く バスはとまっている 外灯は葬式の灯明のようにきびしく光り ビルの谷間からのぞいた月に 青猫は手を合わせる 人は思いに耽る もの憂い語られることのない思いに
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目を閉じる 深まる闇に追いつこうとして 時をきざむ針の音 夢を象る鑿の音に似て しばらく あなたの静かな寝息をきいていたい 孤独という言葉が 裸になるまで