ビルの間に恋をするなり夜の猫 月明や寂れしビルを照らしけり 通勤のたびに立ち寄るビルなれど東岡崎駅は寂れぬ
猫のブログ記事
猫(ムラゴンブログ全体)-
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カキツバタショウブかアヤメいやアイリス 赤きバラ両雄並び立つごとく 都会の猫は、するどい目が印象的です
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名古屋市内の大学です。 三毛猫の赤ちゃんです。
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これからが大変なりと言ひし人あれから十年過ぎ去りにけり 少しばかり眠たげならん家の猫前足揃え首を乗せたり コロナ禍を俳句短歌で過ごす夏 寝入りけりいつの間にかの夏の午後
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すごいような夕焼け空の下人間たちのたましいに動物たちのたましいが忍び込んだ 月澄んで猫になりたい夜だった 批判めくしわぶき残し人去りぬ ひび割れし心にしみる風のありぬ 猿鉄条に病んで夜長し 壊れても目鼻ありけりピカソかな <無季>
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夏座敷縁側降りる猫の子や耳をそばだて秋の音をきく 夜の秋窓より風のまたぎ来る 月天心とんがりおりぬピラミッド ランボーという男あり秋の夜 くったりと女ねむるやキリギリス しばらくは月を見ていし無人駅 永遠という観念の秋は深み
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銅版に描かれた猫の絵 呪いをかけられたように厳かに 不可能な一歩を踏み出そうとする 〇 きよらかな秋の午後 駅前の鳩の群れは深呼吸をはじめた 〇 遠い国から手紙が来た 海の匂いがした 〇 表現 ここには一切がある しかも一切が失われている ... 続きをみる
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5年ほど前に撮った野良猫の写真です。 写すときに、こちらを向いてくれました。
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夜を阻むものはなにもない 眠りにつくごとに わたしはけだるい悪の夢を涵養した 無言の空間に輝く星は虚空の思想の罪業の深さを知っている 下半身を車につぶされた子猫が鳴く声の 遠い記憶のように 虚無は わたしの伴侶である
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