「古今和歌集」紀貫之他編
「袖ひぢて結びし水のこおれるをけふ吹く春の風やとくらむ」古今和歌集の巻頭の一首です。この歌には、一首の中に三つの季節が読み込まれています。他の言語では、これほど短い言葉でこれほどの時の推移を表せないものです。古今集は、また、一首一首続けて読んでいくと物語性が隠されていることも分かってきます。心憎いばかりの演出です。千年以上、和歌の手本として読み継がれてきた日本を代表する和歌集です。改めて、日本の心を味わってみてください。
「袖ひぢて結びし水のこおれるをけふ吹く春の風やとくらむ」古今和歌集の巻頭の一首です。この歌には、一首の中に三つの季節が読み込まれています。他の言語では、これほど短い言葉でこれほどの時の推移を表せないものです。古今集は、また、一首一首続けて読んでいくと物語性が隠されていることも分かってきます。心憎いばかりの演出です。千年以上、和歌の手本として読み継がれてきた日本を代表する和歌集です。改めて、日本の心を味わってみてください。
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