閑話休題 感想 <誰に頼まれたという訳でもなく>
わたしは、ずいぶん本を読んで来たほうだと思う。これは、親や誰か他の親族に言われたという訳ではない。
わたしの主な趣味は、読書とクラシック音楽鑑賞だが、わたしの親は、むしろ、本ばかり読んでと、わたしを非難ばかりしていたものだし、兄は兄で、貴族が関わった芸術として、至極単純にクラシック音楽を否定し、同じ論理で、平安朝文学も否定したものだった。
こうした家庭環境で、どうしてまた、わたしのような者が生まれてきたのか、思えば、我ながら不思議な気がするのである。
このブログも、わたしは趣味として、誰に頼まれたと言う訳でもなく、綴っている。
そのことが、わたしには似合っているのかも知れないが、いい加減、誰かしかるべき人に認めてもらえないものかとも思っている。これは、わたしの偽りのない気持ちであるが。
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