エッセイ 森銑三という人 <初雁>
ご存じの方は少ないと思うが、日本の近現代に森銑三という人がいた。
この人は、図書館の司書をしながら、執筆活動をしていた人で、あまり目立たないが、とても優れた著作を残していて、特に日本の江戸時代の歴史については、誰も凌駕できないほど、熟れた知識を持っていた人である。
わたしは、「おすすめ本」には、上記の「初雁」一冊しか入れていない。本当は、もっとしっかりと紹介したい人なのであるが、ご本人は、有名になろうがなるまいが、まるで構わないといった風情の人なので、それも、仕方がないかなと思っている。
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