エッセイ きれぎれ草 111 <学び、アメリカ>
学び
多くの人は、自分より立場の低い人に対しては、教えようとしたがり、けして、その人から、学ぼうとはしないものである
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学びとは、まねびであり、真似ることである
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模倣こそ、創造の母に他ならないのであるが、このことを、骨身にしみて知っている人は、じつに、少ないものである
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アメリカ
アメリカ人は、自国の英雄については、喝采を惜しまないが、他国の英雄は、大嫌いなものである
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韓国映画が、日本より先に、アカデミー作品賞を取ってしまったが、これは、アメリカ人が日本人を、本音では嫌いなために、起こったことと言って良いかも知れない
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アメリカ人から見ると、日本人は、日本車のように、欠点が少なく非の打ち所がないようで、マナーが良く、よく働き、勉強好きで、努力家、その上、辛抱強い、こうした美点が、どうにも、アメリカ人には、気に入らないようなのである
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非難しようにも、欠点らしきものが見当たらないのである
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荒川静香さんが、そのときの冬季オリンピックで、唯一金メダルを取ったのだが、そのときのアメリカ人の女性アナウンサーの言葉「皆さん、耳を塞がないで聞いて。女の日本人が、フィギュアスケートで金メダルを、取りました。」
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アメリカでは、フィギュアスケートが冬季オリンピックでは、一番の花なのである
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だが、アメリカでは、黒人がまだまだとは言え、かなりの市民権を得て来ている、日本人も、そうならないとは限らない
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大谷翔平選手をはじめ、日本人のスポーツ選手には、ぜひとも頑張って、日本人の地位を上げてもらいたいものである
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ここは、アメリカ人の最良の美点、フランクさというものに、期待したいところである
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