エッセイ 「十二支考」南方熊楠 岩波文庫
この本については、わたしはまだ、「子」の章しか読んでいないので、「おすすめ本」の中に入れるのは、気が引けるが、一応、わたしなりの理由とともに、この本を取り上げることについて語ってみたい。 南方熊楠の著作は、どれも本格的な学術書であって、いわゆる、一般読者層を対象とした読み物とは、まるで違うことを、... 続きをみる
Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春
文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正
この本については、わたしはまだ、「子」の章しか読んでいないので、「おすすめ本」の中に入れるのは、気が引けるが、一応、わたしなりの理由とともに、この本を取り上げることについて語ってみたい。 南方熊楠の著作は、どれも本格的な学術書であって、いわゆる、一般読者層を対象とした読み物とは、まるで違うことを、... 続きをみる
南方熊楠の言葉である。 わたしは、ここ20年来、ある縁から、付き合ってきた友人がいる。友人とは言っても、わたしが家庭教師役で、彼は生徒役であった。わたしは、その付き合いを大事なものと思っていたが、コロナ禍のこともあって、疎遠となり、ここ十ヶ月ほど会っていない。仲違いしたわけではないが、電話連絡も途... 続きをみる
民俗学、生物学の巨人、南方熊楠の評伝です。南方の著作は膨大を極め、その研究もやっと緒についたばかりです。少年の時の南方は「和漢三才図会」と呼ばれる当時の膨大な百科事典の数十ページを、毎日丸暗記して、とうとう全てを写してしまうほどの驚異的な根気と記憶力の持ち主でした。「ヨーロッパにあるようなものは日... 続きをみる