現代詩 夜のかけら
深海のように夜は更けていく
打ち砕かれた希望
喉を締め付ける怒り
夜の水圧は高まる
ベッドの中で
一人
心臓の鼓動は早くなる
砕かれた磁石のように方向を見失った意思
それでもおずおずと動き出そうとする感覚
深海に住む生物が自らを発光させるように
闇を見つめようとする目
家具がピシンと鳴る
全身が一時に電流を帯びたように痺れ
絶え入るように静まって行く
虫の声が聞こえる
どこからか
風が流れてくる
虚空から
マリンスノーのように
夜のかけらが落ちてくる
深海のように夜は更けていく
打ち砕かれた希望
喉を締め付ける怒り
夜の水圧は高まる
ベッドの中で
一人
心臓の鼓動は早くなる
砕かれた磁石のように方向を見失った意思
それでもおずおずと動き出そうとする感覚
深海に住む生物が自らを発光させるように
闇を見つめようとする目
家具がピシンと鳴る
全身が一時に電流を帯びたように痺れ
絶え入るように静まって行く
虫の声が聞こえる
どこからか
風が流れてくる
虚空から
マリンスノーのように
夜のかけらが落ちてくる
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