Hideの短歌 <元総理、宗教二世>
元総理殺した男に差し入れを続々入れる日本人かな われもまた宗教二世なりけるが恨むということむなしさを知る
Toshiのエッセイと詩とおすすめ本と絵などのブログ by車戸都志春
文芸を中心に、エッセイやおすすめ本の紹介文、人物画、写真、現代詩、俳句、短歌などを載せたブログ。by:車戸都志正
元総理殺した男に差し入れを続々入れる日本人かな われもまた宗教二世なりけるが恨むということむなしさを知る
真っ直ぐに空を見つめる男ありその向こうなる未知の町かな 気付かないことに気づいた玄関前出すべき手紙カバンの中や 高きより高きにありぬ秋の雲
女ばかり不可解なりしものはなし女にしても男は謎や 手紙にて君を愛すと書きしかどなしのつぶての夏となりぬる 秋近しコロナいつまで居つくやら
幻日と名前は知れど現実に見しは皐月の午後のことなり 振り向かぬ男は無きに等しきを権威権力美女金名誉 夏夜明け小鳥囀る林かな
男は想像して嘘をつく 女は隠れて嘘をつく
ボブ・ディランには 風がある つかんでもつかみ切れない風 われわれを連れ攫うでもない われわれをどこかに導くのでもない ただ 吹き抜ける風がある ああ 風が 絶え間なく吹いているのだよ この男の傍らには
原野には男 ウサギはしなやかに叢を跳んだ 小石には蟻 眼界の果てには 遠くけぶる町 ここに 新しい線を引こう 黒く太々しい果てしない線を
花のように世界を信じている 少女に出会いました 男は突風のように あっというまに少女を連れ攫いました 根っこさえ残らなかったのです