エッセイ 分類というもの <小説かエッセイか>
ある外国人作家が、志賀直哉の作品を読み、「彼の作品は、みんなエッセイではないか。」と言ったという話がある。
ブログ村では、エッセイは、小説の中に分類にされているが、さて。
欧米人の思考の通例で、あるものを区分けするというのがある。
いわゆる、分類学というものであるが、例えば、烏賊やタコが悪魔の生き物とされるのも、それらが、分類学上、頭部であるはずのところに、内臓を持つという、けったいな生き物だからである。
こうした分類という方法を、例えば、人間に当てはめた場合は、どうであろうか。これは、下手をすると、単なる、人種差別を助長するだけのものに、なってしまうのではないか。
ただ、そこまで、話を広げなくとも、分類というものは、おおよそところの区分けで良いのではないかと、わたしは思っている。
厳密であるべきなのは、如何に、そのものであるかどうかということなので、それが、どのカテゴリーに当てはまるものなのかどうかは、二の次の問題であるのだろうと思っている。
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