エッセイ つまらない話
これは、テレビを見ていて、ははあ、そうした方法があるものかと思った話で、接客をするときの、一種のストレス軽減法なのだが。
これは、まったく、お薦めできないやり方で、どうかと思うが、ああ、そういうことをしているなという店員に、出会ったことがあるので、少し書いてみよう。
客から、何か声をかけられた際、返答するときは、普通のありきたりのことばで返すのだが、「うるせいや、このバカヤロウ!」などと、汚いことばを、心の中で、同時に吐くのである。
ちょっとした、高等技術で、もちろん、この汚いことばの方は、客には聞こえないが、その顔は、もうすでに、こころよく接客をするような顔ではなくなっているので、ああ、心の中でやっているなと容易に分かるのである。
わたしは、ある家電量販店で、そういう店員に出会ったことがある。無論、分からないフリをして置いたが。
こういうことをしていると、接客のときのストレスが、ずいぶん軽減するそうだが、心の中は、荒れ放題であることだろう。
まともな接客が、仕事という方には、とても、お薦めできないような、つまらない話でした。
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