エッセイ きれぎれ草 68 <批評、小林秀雄>
批評を批評する愚かさ
○
ただ、小林秀雄については、問題ない。この人は批評家というより、詩人である。
○
小林については、ある抜き難い誤解がある。論が跳ぶという誤解である。よく読んでほしい。小林の論考は、すばやく話柄を変えるので、論が跳ぶのではない。理に穴が空いているような、浅はかな文章で、批評家としてやっていける訳はないので、これは、丸谷才一辺りの評が、のさばってしまった大きな偏見であろう。
批評を批評する愚かさ
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ただ、小林秀雄については、問題ない。この人は批評家というより、詩人である。
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小林については、ある抜き難い誤解がある。論が跳ぶという誤解である。よく読んでほしい。小林の論考は、すばやく話柄を変えるので、論が跳ぶのではない。理に穴が空いているような、浅はかな文章で、批評家としてやっていける訳はないので、これは、丸谷才一辺りの評が、のさばってしまった大きな偏見であろう。
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