最近、ある製薬会社が、水虫の薬に睡眠導入剤が混ざっていたのを流通させてしまい、その薬を飲んだ人たちが、自動車事故などを起こして、問題になる事件があった。

日本の製薬会社で、そんなことが起こったかと、その事件を聞いたときは、半ば信じられない思いだったが、近頃になって、その事件の余波が、自分の身に振りかかってきていたのに、気が付いた。

わたしの常備薬が、他の製薬会社のものに、いつの間にか切り変わってしまっていたのである。自分にはよく合った薬だったのだが。というのも、上記の事件があってから、製薬会社に大規模な査察が入り、様々な会社で、薬事法で定められた以外の製造方法をしていることが、判明してしまったそうなのである。

いつもの薬を製造することが、とても困難になってしまったそうである。

今、それで、薬局等の医療関係は大変らしい。それでなくとも、オミクロンのコロナ禍のこともあるし、まさに、泣きっ面に蜂のごときである。

そういう自分も、被害者の一人なのだが。